作・編曲家 / プロデューサー
鷺巣詩郎が、1998年〜2017年までの創作活動の軌跡を辿り自選したアルバム『
SHIRO'S SONGBOOK 録音録 The Hidden Wonder of Music』を3月22日(水)にリリース。同作への収録がアナウンスされていた“鷺巣詩郎 featuring 高橋洋子”名義での新曲は「TENSIONS - he who pays the piper」というタイトルに決定。
高橋洋子をヴォーカルに迎えた「TENSIONS - he who pays the piper」は、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の劇中曲として知られる「EM20」をヴォーカル曲として鷺巣がアレンジしたもの。『SHIRO'S SONGBOOK 録音録』と同日に発売される高橋のシングル「Welcome to the stage!」の収録曲「TENSIONS - welcome to the stage」とは別ヴァージョンとのこと。
また、『SHIRO'S SONGBOOK 録音録 The Hidden Wonder of Music』についての鷺巣のコメントも公開されており、「いつ、どこで、だれと作り上げたものであれ、一期一会のレコーディング・パフォーマンスは、驚き、不可思議、秘めたる素晴らしさに満ちあふれてます!! まさに副題『The Hidden Wonder of Music』のとおり、あらためて沢山の新発見があり、自分でも本当に驚きました。何度も書き、何度も録り、そのたびに何度となく聴いてきたはずなのに……」との言葉が寄せられています。
単なる「記録」以上の「録音録」を。
作編曲家という看板を掲げて40年近く。うち最近の20年間から15曲をピックアップしたのが、この『録音録』です。日本を代表するアーティストの方々との仕事、自分のアルバム、未発表音源、新曲、いろいろ欲張って収録しました。単なるベスト盤やコンピに終わらぬよう、ここはドンと自己主張させていただき「鷺巣が書き、鷺巣が録った」という視点での再構築を試みたのです。もちろんリマスタリングも施し、当時を振り返り、より詳しい記録や、ライナーノーツも綴りました。
いつ、どこで、だれと作り上げたものであれ、一期一会のレコーディング・パフォーマンスは、驚き、不可思議、秘めたる素晴らしさに満ちあふれてます!! まさに副題「The Hidden Wonder of Music」のとおり、あらためて沢山の新発見があり、自分でも本当に驚きました。何度も書き、何度も録り、そのたびに何度となく聴いてきたはずなのに……。
皆様にも、ぜひ同じ体験を味わっていただけましたら、とても嬉しいですし、それはまた作り手にとって、大きな願いがかなう瞬間でもあります。――2017年 如月 鷺巣詩郎