ニュース

辻一郎のソロ・ユニット“Dissecting Table”、アルバム『Critical Bug』をリリース

dissecting table   2023/10/27 13:29掲載
はてなブックマークに追加
辻一郎のソロ・ユニット“Dissecting Table”、アルバム『Critical Bug』をリリース
 辻一郎のソロ・ユニット“Dissecting Table”が、アルバム『Critical Bug』をリリース。11月14日(火)にCDRのリリースとデジタル配信を行います。CDRは、レギュラーエディション15枚限定、スペシャルエディション2枚限定でリリースします。スペシャルエディションのCDジャケットとポストカードは、辻によるハンドメイド・アートワークです。

 シンセサイザーシステムのフィルタは、2種類の複合型シンセサイザー、5種類の状態変数フィルタ、バイカッド回路、白色化フィルタ、サレンキー回路及び、オールパスフィルタを用いていました。今回、さらに、このシステムの音色が変化するように発振器を開発しました。

 複合型シンセサイザーは、コンピュータシンセサイザーと接続して、振幅変調や音響合成を行うことができます。このシステムに用いるフィルタは、曲に応じて6つのフィルタを選ぶことができます。発振器は、5曲目以外の曲に用いています。発振器のアナログフォトカプラに制御信号のpulse width modulation信号を入力して、音色と発振を制御します。

 その他のフィルタの音色が複雑なため、発振器のシンプルな音色は、曲の印象を変えることができます。1曲目と3曲目で、サレンキー回路と発振器を用いて不協和音を作っています。この不協和音は発振音で耳障りです。さらに、状態変数フィルタを用いてハーシュノイズを作り、不協和音とミックスしています。そのため、曲はハードで攻撃的なスタイルです。5曲目で、状態変数フィルタ、バイカッド回路及び、複合型シンセサイザーを用いて低音を作っています。これらのフィルタは、複雑な方法で暗い音色を作るため、曲は、サレンキー回路や発振器を用いた曲と対照的です。

拡大表示


拡大表示


拡大表示


拡大表示

最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] スーパープレイヤーぞろいのブラス・アンサンブルが、満を持して発表するバロック名曲集 ARK BRASS[インタビュー] 「私が歌う意味」 自らが選曲したディズニー・ソングで歌手デビュー 檀れい
[インタビュー] 突如あらわれた驚異の才能! 10代の集大成となる1stフル・アルバム Meg Bonus[特集] 嘘の本屋 リアル異変探しゲーム「嘘の本屋」
[インタビュー] TSUMUZI 5拍子の魅力に取りつかれた男の新作は、これまでのリズム研究の集大成[インタビュー] みやけん×ヒビキpiano 「二刀流」vs 「超テクニック」人気のピアノ男子対談!
[インタビュー] 佐野元春 自身の名曲群を“再定義”した 最新アルバム『HAYABUSA JET I』[インタビュー] ヒロイックニューシネマ “誰かのヒーローになる” 新体制となって初の全国流通アルバム完成
[インタビュー] エクスペリメンタルHip HopユニットDry Echoes 4年ぶりとなる2ndアルバム完成[インタビュー] 三浦文彰 清水和音 『ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集』を発表 全曲演奏会の最終回を東京と大阪で開催
[インタビュー] のん (映画『私にふさわしいホテル』)[インタビュー] 角野隼斗 イメージ・キャラクターを務める「ベスト・クラシック100極」のコンピレーション・アルバムを選曲・監修
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015