80年代からDJ、ヴォーカリスト、女優としてクラブ・シーンで注目を集めてきたマンデイ満ちるが、新作『My Ever Changing Moods』(GNCL-1126　\\2,940(税込))を7月4日にリリースします。これまであまりカヴァー曲を取り上げることがなかったマンデイ満ちるが初めて発表するカヴァー・アルバムとなり、マンデイが“自分が共感できる作品”をキーワードに選んだという楽曲が収録されています。(写真は昨年発表の『ROUTES』)
　ダイアン・リーヴス、ミルトン・ナシメント、パトリース・ラッシェンといったクラブ・ジャズの歌姫というイメージにぴったりはまるアーティスト以外にも、タイトル・トラックにもなったスタイル・カウンシル、マンデイが10代の頃に大好きだったというポリス、シンディ・ローパー、ブロンディといった80'sのヒット・チューンからも選曲。打ち込みなどを用いたデジタルな音作りではなく、オリジナルに敬意を払いつつも彼女自身のアレンジを取り入れたアコースティックな作風を目指したとか。レコーディングにはパット・メセニー・グループのアントニオ・サンチェス(ds)、スコット・コリー(b／ハービー・ハンコック・トリオなど)といったそうそうたるジャズ・ミュージシャンが参加している模様。