ミナス・サウンドをテーマにして絶賛された『Sonhos da Esquina』(2022年)に続く、このアルバムのテーマは“エドゥ・ロボ”。ライアンは、「エドゥ・ロボは、ジャズ、ブラジリアン・フォークやポップ・ミュージックを融合させた歴史的グループQuarteto Novoとともに60年代からシーンにいて、創造的なソングライティングが最高に爆発した70年代初期から中期のブラジルの音楽シーンの中心にした」とエドゥ・ロボへの思いを語っています。『セルジオ・メンデス・プレゼンツ・ロボ』(1971年)からの3曲をはじめ、収録された10曲のうち6曲がエドゥ・ロボのカヴァー。そのほか、ケバリーのオリジナルが、エドゥ・ロボにインスパイアされた「Edu」とアレンジを変えセルフ・カヴァーした「Gallop」の2曲。レコーディングに参加したドラマー、パウリーニョ・ヴィセンチのオリジナル「Be」と、ビートルズ・ナンバー「ブラックバード」のカヴァーを収録しています。