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Dan Mitchel、東日本大震災にインスパイアされたデュエット曲含むシングルをリリース

2024/03/12 12:49掲載
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Dan Mitchel、東日本大震災にインスパイアされたデュエット曲含むシングルをリリース
 独自の哲学とダンディズムを追求し、魂を揺さぶる楽曲を生み出すアーティスト“Dan Mitchel”が、新作シングル「You are not here」を3月11日にデジタル・リリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。

 リードトラックとなる「You are not here」は、13年前の3月11日に発生した東日本大震災を受けて、当時のDanが作詞作曲したエモーショナルな楽曲であり、長い時間をかけて複数のリメイクを経た末、デュエット曲としてこのたび公開されました。被災した方々への直接的なメッセージ・ソングというよりは、現在、生きとし生けるものすべてに向けての普遍的なラヴ・ソングとなっており、これまでの打ち込み中心のミニマルなベッドルームポップとは打って変わって、生演奏を基調としたディズニーを彷彿とさせる壮大なパワー・バラードとなっています。

 参加ミュージシャンも豪華で、コンテンポラリー・ジャズをメインとする国際派ピアニスト“Aiko Yoshiba”、元Lucky Tapesで、Michael Kaneko、粕谷哲司とBrkfstblendを結成したベーシスト“Keity”、She her her hersなどを支えるパーカッショニスト“松下ぱなお”、ONE OK ROCKMr.Childrenなどもサポートするバイオリニスト“原田百恵実”が参加しており、デュエット・パートナーは才能あるシンガー“綺蝶レナ”が務めています。

 カップリング曲には、元アイビーカラー“川口彩恵”のピアノと共に、日本独特の“間”の美学を追求した「思い出預けて」や、春の訪れを告げる爽やかなラヴ・ソング「四月一日」、Danが在学していた灘高校卒業時に制作された思い出深い「School Days…」が収録されています。

 また、Dan Mitchelは、彼の魅力が凝縮された、バースデー・ライヴを4月14日(日)東京・銀座グレースバリで盛大に開催します。本イベント〈Dan Mitchel’s Birthday Party〜Dandy Tonight Vol.4〜 by Y.E.P.〉では、彼の多様な音楽性と洗練されたパフォーマンスが披露される予定。

 この特別な夜には、新曲「You are not here」に参加したAiko Yoshibaや、元fadeのギタリスト、GODO Terasawaなどの熟練ミュージシャンから、新進気鋭のアーティストGai Sekiや石井ひなた、そしてBest gigiの川上ヒロムやIKILLUの影田穂高など、幅広い才能が集結。MCには、独特の存在感を放つパルクーラーのNao Yamakasiとモデルのヨネムラサキが名を連ね、その他多彩なDJ、VJ、俳優、ダンサーも参加し、豪華なラインアップで会場を盛り上げます。音楽の深みと、アートとエンターテイメントの垣根を超えたDanの個性が融合するこの一夜を、ぜひお見逃しなく。詳細は、Dan Mitchelの公式ウェブ・サイトをご確認ください。

[コメント]
「You are not here」は、13年前の3.11、
東日本大震災が起こった当時に、書き上げた楽曲です。

私はその頃、関西に住んでいたのですが、やはり強い衝撃を受けて、
自分も何かしなくてはと思いつつも、到底できることもないし、
まして、周りの大人たちと違って、神戸の震災も、
微かな記憶しか残っていないような立場で、大変途方に暮れました。

そして、被災した方々に届けるための歌というよりは、
残された私たちがどう生きるべきかというテーマで、
しかも、英語の歌詞で制作することになりました。

当時は随分「逃げ」の意識もあったのですが、
結果的には、いつの時代においても、どの国でも、
通じるような普遍的な作品になったのではないかと思います。

個人的には、「波」の概念はとても好きで、
確かに自然現象として恐ろしいモノになってしまいかねないものだとしても、
その「波」を敢えて、ポジティブなものとして描いてみたり、
キング牧師の有名な演説を引用していたりと、様々な工夫がみられます。

久々に初期のデモを聴いてみると、PCが破壊されるんじゃないかというくらい、
拙いものだったのですが、名うてのミュージシャンたちの力を借りて、
5度目のリメイクで、今回ようやくリリースすることができました。

カップリングには春の楽曲を3つ入れておきました。
どれも、「You are not here」とほぼ、同時期に作られたものです。

「思い出預けて」は最愛の人を亡くしてしまった人が、
その人と一緒にいた頃と同じ匂いの風を感じて思い出すという、
とても切ない楽曲です。

それだけではあまりに哀しすぎるので、
「信じることで救われる」といった、
四月一日に思いついた随分とポジティブな楽曲「四月一日」を1コーラスだけ。

そしてやはり3月といえば卒業のシーズンなので、
私が「卒業文集」の為に制作した楽曲「School Days…」を、
80sロック調にアレンジし直して、最後に入れておきました。

シングルとしては少し長めですが、きっと春の日に、
ひとつのストーリーを通して聴いていただければ幸いです。

――Dan Mitchel

実は、採用になったのはボーカルとピアノだけのステージを想定したピアノ伴奏のテイクでした。実際に他の楽器が合わさるとめちゃくちゃ良い、というか皆さん超かっこいい!リリースおめでとうございます!
――Aiko Yoshiba(P)

リリースおめでとうございます。
初めてDan Mitchelさんのプロジェクトに参加させていただきました。
誰かの曲にフィーチャーさせていただくのも初なのでとても楽しかったです。
歌詞にも注目して皆さん聴いてみて頂きたいです。

――綺蝶レナ(Vo)

拡大表示


■2024年3月11日(月)配信開始
Dan Mitchel
「You are not here」

https://friendship.lnk.to/Youarenothere

[収録曲]
01. You are not here (feat.綺蝶レナ)
02. 思い出預けて
03. 四月一日
04. School Days…
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