アンカナーン・クンチャイ、ダオ・バンドン、ホントーン・ダーオウドンなど、タイ東北部のイサーンで花開いたモーラムの名盤の数々を発掘してきたエム・レコードとsoi48が、初のコンピレーション・アルバムを編纂。1970年代からタイ・ポップスの名曲の数々のプロデュースしたプロデューサー、ドイ・インタノンの代表的な仕事をまとめる『ドイ・インタノンの仕事: イサーン・ポップス名作選』（EM1152CD 2,300円 + 税）が本日4月27日（水）に発売されます。6月中旬にはアナログ盤も発売予定。

　ドイ・インタノンが手がけてきた仕事のリストにはイサーンのスターたちの名前が並びますが、このコンピ盤には、イノンタン・プロダクションの黄金期とも言うべき、1970年代から80年代にかけてのモーラム / ルークトゥン / タイ・ファンク・ナンバーをヒット曲 / レア曲取り交ぜて収録。彼が生み出し、流行らせた“ラム・ベーン”も聴けます。地方のイサーンから中央のバンコクに殴りこみをかけ、見事に全国区の人気を得た名曲の数々は今もその輝きを失っていません。

　28ページにおよぶブックレットには、soi48による解説（英訳付き）のほか、歌詞の日本語訳と英訳も掲載しています。また、エム・レコードのウェブサイト（emrecords.shop-pro.jp/?pid=99355679）では、楽曲の試聴も可能となっています。