藤原ヒロシや
CALMらが賞賛を送り、2020年にリリースされた
ウェルドン・アーヴィン「I LOVE YOU」のカヴァー7インチ・レコードは即完売し入手困難となるなど注目を浴びている岐阜県在住のバンド、
deadbundyが、6年ぶり3枚目のオリジナル・アルバム『
Neu Radio』を7月19日(水)にリリース。アルバムより先行シングル第1弾「ABOUT YOU」が配信リリースされています。
deadbundyは、DJ / トラックメイカーのMOTIVE(programing,sampler,key)を中心に、元HEPBURNの山口雅弘(vo,g)、CHAMPAの木下潤一(vo,g,key)、teepeeeの東(ds)によって構成。メンバー全員が作詞・作曲・歌唱するスタイルで、アンビエント〜チルアウトを主軸に、ロック、ジャズ、テクノ、エレクトロニカ、サイケ、プログレ、フォーク、サウンドコラージュなどを取り込んだ、ジャンルレスで多彩な音楽を追求しています。
ニュー・アルバムは、“宇宙のラジオ局から発信される海賊放送”というコンセプトの元、チルアウト、アンビエントなどの要素をあえて抑え、シューゲイズでエレクトリックなダンス・ミュージックへとシフト。さらに、ほぼ全ての楽曲に初の日本語詞を採用するという新境地を見出した1作。幻想的かつ形而的な日本語詞を彩る80's 〜90'sの都市の音楽をベースとし、彼らの実力を証明した楽曲が並びます。
ノスタルジーとフューチャリズムの化学反応と言える先行シングル「ABOUT YOU」をはじめ、先行シングル第2弾として6月21日(水)にリリースされる、ロウファンクなベースが唸る「PATERSON」、美しい旋律の「SECRET」「CANDY」、音の空間で遊ぶ「SCUMM」、『
スクリーマデリカ』期の
プライマル・スクリームの現代解釈と言える「TYCHO」、ギター木下によるヴォーカル純度100%サイケデリック・ロック・チューンとして放つ「APPLES」などを収録。また、CD後半はDJ MOTIVEの変名「P.C.M」によるリミックス、アンビエント期の
細野晴臣にインスパイアされた「HOSONO」などが収録されます。
なおCDにはボーナストラックとして、初のCD音源化となるウェルドン・アーヴィン「I LOVE YOU」とコロナ時代に日本語新訳でレコード化された、元
ジェリーフィッシュの
ロジャー・ジョセフ・マニング・Jr.の名曲カヴァー「WISH IT WOULD RAIN (Original Japanese Lyric)」も収録されます。