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太鼓芸能集団の鼓童、音源展開プロジェクト企画「The Heartbeat Laboratories」始動

鼓童   2020/08/04 13:32掲載
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太鼓芸能集団の鼓童、音源展開プロジェクト企画「The Heartbeat Laboratories」始動
 1981年に〈ベルリン芸術祭〉で鮮烈なデビューを果たし、以来、公演数は世界52ヵ国で6,500回以上を数え、日本のプロフェッショナルの公演団体として最も数多くの海外公演を行っている太鼓芸能集団の鼓童が、クリエイターに向けた音源展開プロジェクト企画「The Heartbeat Laboratories」を始動。

 太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見出し、現代への再創造を試みる鼓童は、劇場公演のほか、小中高校生との交流を目的とした「交流学校公演」や、ワールドミュージック・クラシック・ジャズ・ロック・ダンスパフォーマンスなど、異なるジャンルの優れたアーティストとも積極的に交流を図り、世界各地で様々な形での太鼓文化の普及と発展に努めてまいりました。

 そしてこの度、リスニング向けの配信に加えて映画やCMなどの映像作品やゲーム業界など様々なジャンルのクリエイターによるシンクロ利用向けの音源展開プロジェクト企画「The Heartbeat Laboratories」を始動し、第1弾としてデジタル・アルバム『Alatane』をVol.1、Vol.2と2つ同時に配信することが決定。

 この企画は「太鼓音楽をもっと日常の音楽へ」をスローガンに、より多くの方に身近な音楽として親しんで頂けるよう、ジャンルにとらわれない新たな太鼓音楽を発信し続けている鼓童の新たな挑戦となります。“進化”と“深化”を目指し、鼓童としての“真価”を発揮できるよう、三つの“シンカ”を胸に、新たな可能性に挑み続ける鼓童に注目です。

[コメント]
太鼓音楽をもっと日常の音楽へ。
そんな思いから始まったのがこの“The Heartbeat Laboratories”と名付けたプロジェクトです。
お祭りのお囃子や、創作太鼓の演奏を見聞きしたことはあっても、日常的に太鼓の音を聴いている人は、ごくわずかだと思います。
ほとんどの日本人にとって、太鼓は非日常的な楽器です。
それゆえに、固定観念を払拭できないところがあると感じています。
「和風BGM」と括られるジャンルがあるように、太鼓、和楽器による音楽は、ある特定のシーンにしか馴染まないというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
そんなイメージを覆すべく、私たちが発信するのは、まったく新しいジャンルの太鼓音楽です。
太鼓のみならず、西洋楽器や電子楽器も含め、すべての音楽の垣根を超えた、新しいアンサンブルです。
「これは太鼓ではない」という意見もあるかもしれません。
では、その「太鼓」とは何を指しているのでしょう。
例えば、作られた時代は江戸時代?平安時代?縄文時代?
いつ作られた太鼓のことを指しているのでしょう。
鼓童のオリジナル楽器である、「韻」「締獅子」「奏」は、太鼓でしょうか?
このように考えを巡らせてみると、「太鼓」というイメージが、意外にも曖昧であることに気付かされます。
いつの時代も、出したい音と音楽性のために、楽器は改良され続けています。
それは太鼓以外の楽器でも同じです。
短絡な楽器のイメージから可能性を狭めてしまうようなことがあれば、太鼓音楽の未来はありません。
かと言って、西洋音楽的な音楽感のみに縛られていては、「和風BGM」から抜け出すことはできません。
あくまで鼓童のもつアイデンティティを核とした、根深くも前衛的な音楽を打ち出し続けることが、太鼓音楽の新たな可能性につながっていると信じています。
リスニング向けの配信と同時に、様々なジャンルのクリエイターによるシンクロ利用向けのサービスも展開していきます。
映画をはじめとする映像作品やCM、インスタレーションなどでも、鼓童が打ち出す新しい音楽を使って頂けるようにしていきます。
太鼓音楽をもっと日常の音楽へ。
鼓童はこれからも、新たな太鼓音楽を発信し続けます。

――鼓童 住吉佑太

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■2020年8月3日(月)配信開始
「The Heartbeat Laboratories」
『Alatane』Vol.1 / Vol.2

www.kodo.or.jp/kodo_blog/membersblog/27196
クリエイター向け配信: 今秋開始予定
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