日本舞踊を舞いながら歌う“艶歌歌手”
葵かを里が、令和5年2月1日から奈良県吉野町観光大使に就任し、新曲「
吉野 千本桜」の発売日である3月1日に合わせて吉野町役場にて委嘱式、世界遺産である吉水神社にて奉納歌唱を行いました。
委嘱式の会場には、吉野町のマスコットキャラクター“吉野ピンクル”もお出迎え。式に出席した中井章太町長は、「コロナによって3年間観光客が減少した。観光客が一番多く訪れる4月を前に、葵さんに観光大使になっていただき、大変心強いです。『吉野 千本桜』の歌を聴いて、多くの人が吉野に訪れてくださることを期待しています」とニッコリ。式典の最後には、葵が「吉野 千本桜」のCD(タイプAとタイプB)を、吉野町役場からは吉野町の酒蔵・北岡酒造の八咫烏「吉野千本桜」を互いに贈り合う場面も。
葵は「偶然にも新曲のタイトルとお酒の名前が同じでご縁を感じます。桜の名所・吉野町の観光大使をさせていただくこと、大変光栄です!歌を通して吉野町の魅力を発信していきたい」と喜びを噛み締めました。今回で4ヵ所目の観光大使を務める葵、桜の着物と桜の柄が描かれたネイルで、吉野町観光大使としての気合もたっぷり。今後、様々な形で吉野町の魅力をPRしていきますが、すでに手作りの吉野杉のストラップ(キャンペーン時CDを購入した方にプレゼント)が作られています。
委嘱式の後には、世界遺産・吉水神社の“義経・静御前潜居の間”(2人が5日間最後に過ごした場所)にて奉納歌唱が行われ、この日のために駆けつけたファンやマスコミ陣が見守る中、新曲「吉野 千本桜」を披露しました。また吉水神社にて葵の桜を植樹するという嬉しいニュースも。
吉野の美しい桜はもちろんのこと、源義経と静御前とのエピソードも忘れてはなりません。新曲「吉野 千本桜」には、そんな義経と静御前の悲恋を彷彿とさせるような歌詞が印象に残ります。
葵は、「吉水神社から望む一目千本は、圧倒的な景色ですが、その陰には、何百年にも渡って桜を守っておられる人たちがいます。春の華やかな吉野山、一方で義経と静御前の悲史もあったり、吉野の魅力は奥深い。私の歌で吉野町や吉水神社の魅力を知っていただき、多くの人に訪れてもらえたら」と、観光大使としての強い意気込みを語りました。
これまでも長野や京都、石川などのご当地ソングを歌ってきた葵のモットーは、必ず現地に足を運ぶこと。それも何度も何度もです。すでに吉野にも何回も訪れているとのことですが、今後は更に足を運んで、知識を増やしたいと目を輝かせます。お天気にも恵まれ、暖かい春の陽気に包まれたこの日、新曲「吉野 千本桜」の発売日、そして観光大使の委嘱式と、葵にとっても素晴らしいスタートの日となりました。