イギリスのロック・バンド、ボンベイ・バイシクル・クラブ（Bombay Bicycle Club）が、2月23日（金・祝）にルーシー・ローズ、レイ・モリス、リズ・ローレンス＆マチルダ・マンとのコラボ作品を収めたEP『Fantasies』をリリース。発売に先駆けて、マチルダ・マンをフィーチャーした先行シングル「FANTASNEEZE」を公開しています。

　『Fantasies EP』は、2月23日にデジタルでリリースされるほか、2,500枚限定の10インチ・レコードでも販売されます。このEPは、エコ・ミックス・ヴァイナルに印刷されており、他のプレスの端材をリサイクルして作られたサスティナブルな素材でできています。今後のヘッドライン・ライヴ、バンドのウェブ・サイト、少数の独立系レコード店で販売されるとのこと。

　新曲は、ボンベイ・バイシクル・クラブの豊かな歴史を祝うものであると同時に、彼らの大胆な新章を示すもの。新しい友人でありコラボレーターでもあるマチルダがリードしており、バンドが新しい世代を積極的に受け入れ、クリエイティヴに自分たちを押し出そうとしていることを示しています。サウンド的には、全英オフィシャル・アルバム・チャートで初登場3位を記録した6枚目のアルバム『My Big Day』のより実験的なサウンドに沿ったもの。このことについて、バンドは「『Fantasneeze』をアルバムの後にリリースすると決めたとき、私たちは作業を続け、すぐに他の3曲を完成させた。各曲にバンドの親友（ルーシー・ローズ、ライ・モリス、リズ・ローレンス、マチルダ・マン）が歌っているので、私たちはこれをボンベイ＆フレンズのリリースだと思っている。何人かはバンドと長期的かつ密接な関係を持つ古い友人（例えばルーシー・ローズ）であり、マチルダ・マンは新しいコラボレーターだ（2、3年前にジャックに連絡を取り、当初は共作していた）。また、同時期にレコーディングされ、デイヴ・フリッドマンによってミックスされた『マイ・ビッグ・デイ』の続編となる作品でもあるんだ」とコメントしています。

　豪華ゲスト陣を多数迎えた6thアルバムには、チャカ・カーン、デーモン・アルバーン、ジェイ・ソム、ニルファー・ヤニャ、ホリー・ハンバーストーンらとのコラボレーション作品を収録。プロデュースは、フロントマンのジャック・ステッドマンが担当するほか、ポール・エプワースとベン・アレンも参加しています。