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エンジ、ジャズとモンゴル伝統音楽のエレガントな融合『ソノール』を発表

エンジ   2025/02/21 13:35掲載
エンジ、ジャズとモンゴル伝統音楽のエレガントな融合『ソノール』を発表
 モンゴルの伝統的民謡とジャズ、フォークを独自に融合させた作風で人気を誇る、モンゴル出身・独ミュンヘン在住のシンガー・ソングライター、エンジ(Enji)が、4thアルバム『Sonor』(ソノール)を5月2日(金)にリリースします。

 賞賛の嵐を浴びた『Ursgal』(2021年)と『Ulaan』(2023年)に続く本作は、エンジの個人的な進化と、モンゴルとドイツ、2つの世界の間で生きることに伴う複雑な感情を反映したもの。アルバムのテーマは、文化の狭間にある居場所のない感覚を中心に展開されますが、それは対立の原因としてではなく、成長と自己発見のための空間として描かれます。彼女は伝統的なモンゴルのルーツとの距離が、いかに自らのアイデンティティを形成してきたか、そして故郷に戻ることで、いかにこうした変化への意識が高まったかを探求しています。

 サウンドは、より流動的で親しみやすいものへと拡張されました。Elias Stemeseder(p)、Robert Landfermann(cb)、ジュリアン・サルトリウス(ds)、そして前2作でもお馴染みの、共同作曲者でもあるポール・ブランドル(g)ら世界的に名高いジャズ・アーティストをバンドに迎え、ジャズ・スタンダード「Old Folks」を除いて全曲モンゴル語で歌うなど、エンジの音楽的基盤は揺るぎないものの、メロディとストーリーテリングに新たな明晰さを加えることで、より親しみやすい内容となっています。

 また、『Sonor』では、モンゴルの伝統的な歌「Eejiinhee Hairaar」(「母の愛をこめて」)に新たな命を吹き込みました。日常生活に溶け込んだ音楽、何世代にも渡って受け継がれてきたメロディ、このイメージに本作の精神が凝縮されています。エンジは単に伝統を再認識しているのではなく、故郷の感覚や、遠くから見て初めてその意味がわかる小さな喜びを抽出し、親が口ずさむ親しみのある歌のように、ひとつの場所に縛られるのではなく、私たちを形作る感情や記憶といった「帰属」の本質をとらえています。

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■2025年5月2日(金)
ENJI
『Sonor』


[収録曲]
1. Hungun

2. Ulbar

3. Ergelt

4. Unadag Dugui 

5. Gerhol

6. Eejiinhee Hairaar 

7. Zuirmegleh 

8. Much

9. Neke

10. Old Folks

11. Bayar Tai
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