1943年生まれ、ニューヨークを拠点に今もなお活動を続けるニューエイジ / アンビエントの生ける伝説、ララージ(Laraaji)の6年ぶりの来日が発表されました。日程は、9月11日(木)東京・草月ホール、9月12日(金)京都・東福寺塔頭 光明院、そして9月13日(土)、14日(日)に北海道・ダルウィニー エンターテイメントヴィレッジ札幌にて開催される野外パーティー〈PROVO presents Open Air Party “SOL”〉に出演します。
ワシントン・スクエア・パークでのストリート演奏をきっかけに、
ブライアン・イーノと出会い、『
Ambient 3: Day of Radiance』(1980年)へ起用されたことで世界の注目を浴びることとなったララージ。以来、
ジョン・ケイル(
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)、
ハロルド・バッド、
ビル・ラズウェル、
ファラオ・サンダース、
細野晴臣など、ジャンルも国境も超えたコラボレーションを重ねてきました。
オーディオ・アクティブとの『
The Way Out Is The Way In』でも日本の音楽シーンに確かな爪痕を残しており、長きにわたり様々な音楽のシーンを横断して愛されて来た稀有のアーティストです。
独自の感性と演奏方法で民族楽器から管楽器、弦楽器、ピアノまで操るマルチ奏者であり、そのサウンドスケープは、ニューエイジ、アンビエントといった枠を超え、時に音が色彩や風景に変わるような感覚を与えながら、時にスピリチュアルで、時に宇宙的な広がりをも感じさせ、聴く者の意識を緩やかに解き放ちます。
幾度もの時代の波をサヴァイヴし、今もなお静かな熱狂とともに世界中の音楽家やリスナーに影響を与え続けているララージは、演奏のみにとどまらず、瞑想や笑いのワークショップも実施。今回は、東京は草月ホールで、京都は東福寺の塔頭である光明院にて100名限定のライヴを、札幌では郊外にあるダルウィニー札幌で2日間にわたり開催される小さな野外パーティーの初日、夕暮れ時に合わせて親密なライヴを行ないます。瞑想やヒーリングの文脈だけでは捉えきれない、本物のサイケデリック・アンビエンスとリアルな音の旅。ララージがもたらす音世界を、ぜひライヴで体験して欲しいところです。
チケットは、BEATINK主催者WEB先行が6月2日(月)18時より、イープラス最速先行販売(抽選)が6月4日(水)10:00から6月8日(日)23:59まで。一般発売は6月14日(土)よりスタートします。詳細はBeatinkのホームページをご確認ください。