ジョシュア・レッドマンの新作アルバム『
ワーズ・フォール・ショート』に参加した、19歳のトランペット奏者、スカイラー・タン(Skylar Tang)が、大阪・夢洲で開催しているEXPO 2025のアメリカパビリオンに出演。6月18日(水)から8月まで、ピアニストのウィリアム・シュワルツマンとのデュオでレジデンス公演を行ないます。公演スケジュールは米国パビリオンのインスタグラム・アカウント(@worldexpousapavilion)でご確認ください。
サンフランシスコで生まれ育ったスカイラー・タンは、現在はニューヨークのコロンビア大学とジュリアード音楽院に在学中。カーネギーホールのナショナル・ユース・オーケストラ・ジャズ・バンドの一員として、ショーン・ジョーンズ(tp)、
ディー・ディー・ブリッジウォーター(vo)、
ジャズメイア・ホーン(vo)らとともにアメリカ、ヨーロッパ、南アフリカをツアーし、2022年にはEssentially Ellington Student Composition/Arranging Contestの作曲部門で優勝。ジャズ・アット・リンカーン・センター・オーケストラとともに、自身のオリジナル作品「カレイドスコープ」を指揮し演奏するなど、目覚ましい活躍を見せています。
彼女がまだ十代前半だったときにはじめて会ったというジョシュア・レッドマンは、「最近は若いミュージシャンで、テクニックがあって、知識があって、という人はいくらでもいるんだけど、それにプラスして彼女の場合はとにかく耳がいい」(『CDジャーナル』2025年夏号掲載の村井康司氏によるインタビューより)と、その才能を絶賛。6月20日(金)に発売されるジョシュア・レッドマンのブルーノート移籍第2弾『ワーズ・フォール・ショート』に収録される「イカロス」では、2人のソロの掛け合いを聴くことができます。
Photo by Jason Koerner