カンヌ、ベネチア、ベルリン、世界3大映画祭[監督賞]を制覇した唯一の監督、
ポール・トーマス・アンダーソン。そんな天才監督が主演
レオナルド・ディカプリオ他、アカデミー賞俳優と共に贈る全映画ファン待望の最新作が誕生。アンダーソン監督の『
ブギーナイツ』主演を断ったことを最大の後悔として挙げるレオナルド・ディカプリオとのタッグが約30年の時を経てついに実現。映画ファンのみならず、ディカプリオ本人までも待ち望んだ新たな傑作が、この秋映画界に革命を起こします。10月3日(金)、全国の映画館で“怒涛のチェイスバトル”の幕が開きます。
この度、全世界公開を目前に控えた現地時間9月8日(日本時間9月9日)、ロサンゼルス・ハリウッドにてワールドプレミアが開催されました。
レッドカーペットには、テンパる革命パパ・ボブを演じた主演のレオナルド・ディカプリオはもちろん、ボブを執拗に追う衝撃の〈変態軍人〉を演じた
ショーン・ペン、神出鬼没な〈センセイ〉を演じた
ベニチオ・デル・トロという[全員オスカー®受賞歴アリ]の超一級キャスト陣の他、変態軍人に命を狙われるボブの娘を演じた新鋭チェイス・インフィニティ、最強のカリスマ革命家を演じた歌手の
テヤナ・テイラーら豪華キャストも登場。そして現代映画界を代表する天才・ポール・トーマス・アンダーソン監督も参加し、“映画賞シーズンの幕開けを告げる”に相応しく、アカデミー賞®俳優が集結。映画界を代表する名実ともに名優たちが奇跡的に一堂に会し、歴史的瞬間となりました。
[イベント・レポート] LA時間の9月8日(火)、ハリウッドのTCLチャイニーズ IMAX®シアターで開催された『ワン・バトル・アフター・アナザー』ワールドプレミアには、主演のレオナルド・ディカプリオら超豪華キャスト&ポール・トーマス・アンダーソン監督が顔を揃えた。1,300人を超えるファンと約50台の報道カメラが詰めかけたレッドカーペットにレオナルド・ディカプリオが到着すると大歓声が起こった。髪をオールバックに固めダークスーツに身を包んだディカプリオは気さくにファンサービスに応じた。日本のファンに向けて、「ハロー!日本のみなさん。ぜひ映画『ワン・バトル・アフタ・アナザー』を観に来てください。映画館で会いましょう!この作品は絶対に劇場で観てください。劇場で観なくてはダメですよ!」と自信に満ちた表情でコメントした。撮影時から髪が伸びたショーン・ペンも黒のジャケットとネクタイで続いた。ジャケット、シャツ、ネクタイを黒で統一したベニチオ・デル・トロは、センセイという役柄で意識したことを問われ、「そうだね。どんな映画をやるときでも三船敏郎のことを考えているよ」と日本を代表する俳優に敬意を表した。また、本作で初の映画出演で、いきなり3大オスカー®俳優と向き合うことになったチェイス・インフィニティーはディカプリオとの共演について「本当に贈り物のような経験だった。彼と掛け合いをしたり、一緒に演じられたことはとても特別なことでした。共演して学びました。彼は本当に素晴らしくて、私が新しいことに挑戦できるように気を配ってくれたし、見守ってくれました」と興奮気味にコメントし、日本のファンに向けて「チェイス・インフィニティです。『ワン・バトル・アフタ・アナザー』を気に入ってくれると嬉しいです。たくさんの愛を送ってください!」と微笑んだ。さらにカリスマ革命家を演じたテヤナ・テイラー、革命家仲間のレジーナ・ホールらが会場に花を添えた。
プレミアでの初披露の後、『ワン・バトル・アフター・アナザー』をいち早く観た批評家たちから、「今年ベスト」「オスカー®大本命!」「とにかく笑えて、最後は泣ける」などの声がSNSに溢れており、アメリカでの大ヒット、そしてアカデミー賞®に向けて最高の幕開けとなった!
ワールドプレミアに先駆けてロサンゼルスのDGAシアターで行われた上映会に、2002年の映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』で初めてディカプリオとタッグを組んだスティーヴン・スピルバーグが来場し、ポール・トーマス・アンダーソン監督と対談した。既に3度も『ワン・バトル・アフター・アナザー』を鑑賞しているというスピルバーグは、スタンリー・キューブリックの『博士の異常な愛情』(1964)を引き合いに、「これまでPTAが監督したどの作品よりもアクションが満載で、何もかもが本当に素晴らしい。なんてクレイジーな作品なんだ!」と絶賛している。
主演にディカプリオを迎えたポール・トーマス・アンターソン監督史上最大スケールで放たれる超大作『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、映画史に新たな革命を起こす、息をもつかせぬ怒濤のチェイスバトル。
最愛の娘平凡ながらも冴えない日々を過ごす元革命家のボブ(レオナルド・ディカプリオ)。突然、最愛の娘(チェイス・インフィニティ)がさらわれ、生活が一変する。異常な執着心でボブを追い詰める変態軍人“ロックジョー”(ショーン・ペン)。次から次へと襲いかかる刺客たちとの死闘の中、テンパりながらもボブに革命家時代の闘争心がよみがえっていく。ボブのピンチに現れる“センセイ”(デル・トロ)の手を借りて、元革命家として逃げ続けた生活を捨て、戦いに身を投じたボブと娘の運命の先にあるのは、絶望か、希望か、それとも――。
本作は逃走劇のフリをした闘争劇。天才PTAが練りに練った脚本と唯一無二の演出で魅了する。レオナルド・ディカプリオは、娘を溺愛するあまり間抜けな闘争を続けることになる元革命家ボブとなって、従来のイメージを一新する演技を見せる。かと思えば、マッチョな変態軍人ロックジョーとなったショーン・ペンが一線を越えたブチギレの演技を炸裂させる。そして、なぜかボブのピンチに現れる謎の空手道場のセンセイ役のべニチオ・デル・トロが個性的でユーモラスな演技をぶちかます。オスカー®受賞3大俳優が繰り広げる演技のアンサンブルは本作の大きな見所となっている。
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