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実験作曲家ウォーレン・バート、91年作『ある種のスパイス』からの3楽章が再評価リリース

WARREN BURT   2026/10/21 12:57掲載
実験作曲家ウォーレン・バート、91年作『ある種のスパイス』からの3楽章が再評価リリース
 米国出身、豪州在住の著名な作曲家、ウォーレン・バートが90年代初頭に制作した『Three Movements from “Some Kind of Seasoning”』(『ある種のスパイス』からの3楽章)(1991年)がCDとLPで「エム・レコード」より11月14日(土)にリリースされます。

 1975年にオーストラリアに移住したバートは、優れた作曲家であり演奏家 / 作家 / 楽器製作者 / 教育者で、長年にわたり、テクノロジーや微分音、即興演奏といった美学的要素と、機械プロセスとのライブ・インタラクションを探求し、時にユーモラスで型破りな作品を作曲してきました。

 1990年から91年にかけて作曲された『ある種のスパイス』は、インタラクティブにコンピューター制御されたシンセサイザーのための作品で、人間と機械の間にある境界空間を探求しており、スペンサー・ドーラン(ヴィジブル・クロークス)の不確定性サイバー室内楽プロジェクト“コンポニウム・アンサンブル”の先駆のひとつといえるような試みです。

 本作では、サン・ラ、エリオット・カーター、クインシー・ジョーンズ、ポーツマス・シンフォニア、チャールズ・アイヴス、古代ギリシャの旋法など、幅広い参照源によって引き起こされた数々の「間違い」(作家談)が集積し、パーツ単位では伝統的な音楽の形をしているものの、総体では“終わり無きカオス”が生み出されています。

 全楽章をあわせると合計420分以上になる長大な作品で、今回のエディションでは、最も「間違い」が顕著な終盤の3楽章を抜粋して構成。使用した音源ソースは1999年に出版された私家版7枚組CDを元にし、LP版では全3曲のうち「Martigny」と「24 Chorales for Chris Mann」をエディットして収録。CD版では全てフル・ヴァージョンで収録されます。作曲家自身による非常に面白い解説付きも必見となっています。

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■2026年11月14日(土)リリース
ウォーレン・バート
『Three Movements from “Some Kind of Seasoning”』(『ある種のスパイス』からの3楽章)

CD:
emrecords.shop-pro.jp/?pid=193757697
LP:
emrecords.shop-pro.jp/?pid=193757972
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