チープな打ち込みを使ったパンキッシュなスタイルでデビューを果たし、紅一点であったマンダ・リンのキャラクターも受けてか、ここ日本でも人気を博した、スコットランド出身のキャンディ・ポップ・バンド“bis”。そんな彼らが2007年4月に再結成ライヴを行ないます！

　bisは、太めな女の子マンダ・リンと、ヒョロヒョロな男2人サイファイ・スティーヴン、ジョン・ディスコによるバンドで、97年に『ニュー・トランジスター・ヒーローズ』(写真)でデビュー。米国ではビースティ・ボーイズ主宰のグランド・ロイヤルから発表されるなど、そのキャンディ・ポップなスタイルが当時は話題を集め、その後も合計3枚のアルバムを発表しますが、バンドは2003年に解散。解散後はそれぞれの活動を行なっていましたが、2005年に元メンバーの3人も含んだ5人組のバンド、Data Panicを結成し、POLYSICSのイギリス公演にて対バンするなどの活動を行なっていました。

　今回のbis再結成は、デビュー作発表から10周年を記念したもので、2007年4月6日にグラスゴーのKing Tutsで行なわれるライヴのほか全2公演の再結成ライヴを計画しています。なお、その後の予定は不明。今なら“ニューウェイヴ・リヴァイバル”のひとつとして挙げられるスタイルを持ったバンドであっただけに、これを機に本格的な再始動を期待したいものですね？