2008/01/18掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
メンバーそれぞれが、さまざまなアーティストのレコーディングやライヴに参加し、またCM、映画音楽、バンド・プロデュースから楽曲提供なども手掛けている、音楽家集団の
anonymass。彼らの新作は
YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)のカヴァー集で、
『anonymoss』(MDCL-1485 税込3,150円)と題し、2月20日に発売されます。
anonymassは、権藤知彦(ユーフォニウム)、山本哲也(キーボード)、徳澤青弦(チェロ)、神田智子(ヴォーカル)の4人からなるユニット。エレクトロニカ的電子音に生楽器とエレガントな女性ヴォーカルを加えた、ぬくもりのある音響ポップが特徴で、これまでに
『opus 01』(2003年/写真)、
『harusame』(2004年)、
『Little Travelers in Wild Pajamas』(2005年)という3枚のオリジナル・アルバムを発表しています。
昨年にcommmonsレーベルから発表された
ペンギン・カフェ・オーケストラの
トリビュート・アルバムにも参加し、注目が高まっているなかでのリリースとなる新作は、YMOの結成30周年を祝したもの。全13曲入りで、「Cue」「Nice Age」「Behind The Mask」「君に胸キュン」などの人気曲を、辣腕ミュージシャン4人が新たなアレンジでカヴァーしています。
ユニットの公式サイトには、本家YMOのメンバーからのコメントも寄せられており、「これは、いい!」(
坂本龍一)「おっ、いいね!」(
細野晴臣)「やったね、ゴンちゃん。すごくいい!セニョール・ココナッツにも送るべし。ところで、僕の曲は少ないんだね。」(
高橋幸宏)と絶賛。本家も認める充実の内容となっているようですので、音響ポップ好き、YMO好きなら、ぜひお手元に!