1987年のデビューから20年以上もの間、シーン最前線に君臨し続けている
BUCK-TICK。いつの時代も唯一無二の音楽を提供し続けている彼らが、もはや年末恒例となった〈THE DAY IN QUESTION〉を12月29日(火)日本武道館にて行ないました!
〈THE DAY IN QUESTION〉は、リリースの枠にとらわれずに自由な選曲で行わるライヴ。定刻より約10分ほど過ぎ、ステージは彼らの代表曲のひとつである「ICONOCLASM」からスタート!
黒と白のライトが鮮やかに切り替わり、いきなり場内は最高潮ヘ。それに呼応するかのように
今井寿はステージ狭しと、端から端まで客席を煽るかのよう動き回る! 2曲目の「M・A・D」が終了した時点で、
櫻井敦司から「ようこそ、今夜は楽しんでいってください」とMCが入り、たたみかけるように、ライヴではなかなか聴くことができない「無知の涙」「Kick(大地を蹴る男)」や「薔薇色の日々」「ミウ」を演奏。まさしく〈THE DAY IN QUESTION〉ならではの演出に。SEをはさみ最新アルバム
『memento mori』収録の表題曲「Memento mori」や、
『天使のリボルバー』から「絶界」と続き、まさに圧巻。
前半は80〜90年代の、中盤・後半は2000年代の曲で構成された今回の〈THE DAY IN QUESTION〉。初期の代表曲に頼るでもなく、現在の曲で構成するでもなく、オールタイムの曲目が楽しめるセレクトも、彼らだからこそできること。本編終了後もオーディエンスの熱気は収まらず、アンコールは3度にわたり、合計6曲が披露されました!
アンコールでは、誰もがまったく予想しなかった「MISTY ZONE」が披露! この曲は、彼ら初期の代表曲「JUST ONE MORE KISS」や「悪の華」よりも以前、1988年に発表されたミニ・アルバム『ROMANESQUE』の1曲目を飾る疾走感あふれる曲。ライヴ用に大胆なアレンジが施され、オーディエンスを絶頂へ導く! 「1年間ありがとう。(2010年も)良い年になりますように。今年最後の曲を聴いてください」と櫻井からの言葉から「RENDEZVOUS〜ランデヴー〜」へ。渾身のステージは幕を下ろしました。
ライヴ当日にはもうひとつのサプライズ、ニュー・シングル「独壇場Beauty」が3月24日に発売されることも明らかに。
今井寿によって描かれた「独壇場Beauty」は、彼ららしいキャッチーなメロディとダークな世界観が同居する極上のダンス・チューン。2曲目に位置する「Voo Doo」は星野英彦の手によるもので、ギターのリフが印象的に響きわたる艶やかな仕上がり。3曲目には傑作アルバム『memento mori』より「天使は誰だ」のライヴ・ヴァージョンが収録されているとのこと。
さらにこのシングルは、驚きの形態で登場! なんとBUCK-TICK史上初となるメンバー5人が“フィギュア”で表現された
豪華完全限定盤、
DVD付の生産限定盤、そして
CDのみの通常盤と3形態で発売されます。
フィギュア付き完全限定盤は、平均10.5cmのメンバー・フィギュアが5体あり、今井寿&星野英彦のギターや、櫻井敦司が抱えているドクロやハットも取り外しができるという、ファンも納得のとても細やかな作りに。
ちなみにこのフィギュアをプロデュースしたのは洋服ブランド「occupy」。“Japan Art Figure”シリーズとして今までに
千原ジュニア、
チバユウスケ、
浅井健一などを製作しており、今回のBUCK-TICKが第4弾。CDとセットにされスペシャルBOXに収納されたこのフィギュアは、他では手に入れることの出来ない超レア・アイテム! 奮って入手を!