大ベストセラー『ツレがうつになりまして。』(
細川貂々=著/幻冬舎=刊)の“ツレさん”こと望月昭の著書『育児ばかりでスミマセン。』(幻冬舎=刊)が8月4日に発売されました。
ある日突然うつ病を発症した夫の闘病記を、妻でイラストレーター・漫画家の細川貂々がユーモアあふれる筆致で綴った『ツレがうつになりまして。』は、TVドラマ化もされるほどの大反響を呼びました。
大のクラシック好きだったツレさん選曲によるコンピレーション・アルバム
『ツレうつクラシック』も8月18日にリリースされます。
今回発売される『育児ばかりでスミマセン。』は、ツレさんの著書。うつ病を乗り越え、その先に待っていたまさかのコドモとの日々を綴った一冊です。
病気を発症するまではバリバリ働くサラリーマン、まさか家事・育児を担う40代になるとは思っていなかったというツレさん。でも、人生思う通りにはいきません。それも仕方ないかと受け入れ、子育てという長丁場のプロジェクトにやる気を見出していきます。
病気再発への恐れ、異端者扱いされたときの落ち込み、息子の発達の遅れへの不安……。子育ての喜びと苦悩を客観的な観察と分析によって描き出したエッセイ。その律儀な筆致は、ユーモラスでありつつ、深遠です。コドモの世界の不思議さ、おかしさを堪能できることでしょう。
ツレさんがうつからの生還の過程で聴いた音楽、そして子育ての日々。CDと本あわせて味わうことで、忙しい現代人が忘れかけていた大切なものが見つかるかも。
『育児ばかりでスミマセン。』
望月昭=著/幻冬舎=刊
(税込1,365円)