今年4月にリリースがアナウンスされるも、延期となっていた
カサンドラ・ウィルソン(Cassandra Wilson)の2年ぶりの新作
『シルヴァー・ポニー』(TOCJ-66535 税込2,500円)が日本先行発売で11月3日に決定、収録内容も明らかとなりました!
今作はカサンドラ曰く「これはバンド・アルバム」とのこと。今回、以前からのバンド・メンバー(マーヴィン・スーウェル/b、
ハーリン・ライリー / ds、レカン・ババロラ / perc)を一部残しつつ、昔から付き合いのあったというベーシストのレジナルド・ヴィール、現在ジュリアード音楽院に在学中の新人ピアニスト、ジョナサン・バティストとともに新しくバンドを結成。このバンドと昨年10月からヨーロッパ・ツアーを始めたところ、「(このバンドの)ケミストリーを何としても記録しなければ」と思ったことがこのアルバムのきっかけとなったそうです。
その言葉に象徴されるように、本作はこのバンドでの新曲「セビリアの夜」などを含むスペイン・セビリアでのライヴ音源を中心に構成。作曲クレジットもメンバー全員の名前が記されるなど、まさにバンド感を意識した仕上がり。
そして、スタジオ音源ではサックス奏者の
ラヴィ・コルトレーンと、R&Bシンガーの
ジョン・レジェンドがゲスト参加するなど、カサンドラの最高に野心的な作品となっているようです。