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ジャズの名盤の多くを手がけたエンジニア、ルディ・ヴァン・ゲルダーがグラミー賞を受賞

2012/02/15 15:46掲載
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 2月12日(日本時間13日)に授賞式が行なわれた第54回グラミー賞にて、レコーディング・エンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダーが協会賞(Trustees Award)を受賞した。ルディ・ヴァン・ゲルダーは1952年にブルーノート・レコードの創始者であるアルフレッド・ライオンと出会って以降、アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『モーニン』(写真)、セロニアス・モンク『ジーニアス・オブ・モダン・ミュージック』ソニー・ロリンズ『サキソフォン・コロッサス』ハービー・ハンコック『スピーク・ライク・ア・チャイルド』など、ジャズの歴史に大きな足跡を残す作品を多く手がけてきた。一般的に思い浮かべるレコード / CDで聴ける“ジャズの音”を作り上げた人といっても過言ではない。

 グラミー賞のウェブ・サイトにはジャズ・ミュージシャンのジェフ・ローバーが言葉を寄せ、「子どものころに買って、今でも新鮮で独創的だと感じるレコードを見ると、録音ルディ・ヴァン・ゲルダーというクレジットが際立っている」と述べている。また、ウォール・ストリート・ジャーナル電子版に掲載された、マーク・マイヤーズによる最新のインタビューで、ルディ・ヴァン・ゲルダーは「アルフレッド(・ライオン)はブルーノート・レコードのサウンドはかくあるべきだという信念をまったく曲げなかった」と当時のことを回想している。
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