かつて“ジャンク”と呼ばれたノイズ・ロックのシーンを代表する存在、Chris Spencer率いるUNSANE（アンセイン）。彼らがMike Patton（マイク・パットン）主催「Ipecac Recordings」からの『Visqueen』以来約5年ぶりとなるニュー・アルバム『Wreck』（写真）をリリース！ 今回はDEAD KENNEDYS（デッド・ケネディーズ）のシンガーJello Biafra主宰の「Alternative Tentacles」より！ 3月20日の発売予定。

　1980年代後半より、ロックの持つ粗暴なヘヴィネスのみを抽出した、シンプルかつ異形のスタイルで活動を続けてきたUNSANE。時折音楽性の幅を広げながらも、NYの殺伐としたアンダーグラウンドを具現化したかのように歪んだサウンドは不変。今回も前作に引き続きCAVE IN（ケイヴ・イン）やKEELHAUL（キールホール）、PELICAN（ペリカン）などを手がけたAndrew Schneiderをプロデューサーに起用。肉々しくもメタリック、鮮血したたる作品となっていることは間違いなさそうです。UNSANEならではの事故ロックをぜひご堪能ください！