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“響”の作曲家、石井眞木、死去

タミー趙テフレ   2003/04/09掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
打楽器を多用したアジア的な響きで、現代音楽界に独自の位置を占めた作曲家、石井眞木が4月8日、甲状腺未分化がんにより死去。享年66歳。その長い作曲活動はいくつかの時期に分かれて変貌していったが、一般の音楽ファンにも馴染み深いのは、和太鼓集団「鬼太鼓座」との活動が印象深い、70年代〜80年代の作品群だろう。「モノプリズム」をはじめとする、太鼓を使った作品での“広がっていく響き”は、作曲者名を知らずとも耳にしているかも知れない。近年は、西洋と東洋の融合をテーマとした作品を多数発表、近年では再びアジアの音楽に目を向け、「日中友好合作現代音楽祭」の企画・構成を担当してもいた。聴き手を拒まず、感覚的に理解しやすいその音楽は、実演のフィールドで長く演奏され続けていくに違いない。
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