キュートvsスリルが生み出すスピード感とスウィング感が病み付きになる、
EMiKO VOiCEと
スガダイローによるユニット“Phase Duo”の〈UENO JAZZ INN '12〉で行われたライヴ・セッションが
CDになりました。
抜群な音程とリズム感、ピアノと対等のスキャット、即興的なアプローチで曲を歌いこなすヴォーカリスト、EMiKO VOiCE。鍵盤を目まぐるしく疾走し、進化し続けるフリースタイル・ピアニスト、スガダイロー。この個性溢れる2人による“Phase Duo”が作り出すジャズは、『Phase1』(2007)、
『Phase2』(2009)でも「普通の曲が普通じゃない!」と大反響を呼びました。
また舞台となった〈UENO JAZZ INN '12〉は都内では数少ない野外ジャズイベントのひとつ。昨年8月11日に上野公園・不忍池ほとりの野外ステージ「水上音楽堂・みずどりのステージ」で開催されました。
1987年以来26回目を数える伝統あるジャズの祭典です。
この模様を納めたDVD
『上野の杜、真夏の午後のジャズ!2012 CUTE JAZZ LIVE! EMiKO VOiCE & SUGADAIRO at UENO JAZZ INN'12』が一足先に発売されていますが、今回リリースされたCDはDVD未収録曲「YARDBIRD SUIT」を含むノーカット・ヴァージョン。
“Phase Duo”の予測不能なスリリングさを存分に味わえる内容です。
夏の野外を感じさせる蝉の声もライヴならではです。