00年代ガールズ・バンドの草分け、VIVIAN GIRLSのベーシストとして活躍したKaty Goodmanが率いるプロジェクト“LA SERA”。3rdフル・アルバム『Hour of the Dawn』を携え昨年開催された初の来日公演が好評を博した彼女が、早くもニュー・アルバム『Music For Listening to Music To』（写真）をリリース。ボーナス・トラックを1曲ダウンロードすることができるクーポンが付属する国内盤（YAIP-6038 1,900円 + 税）の発売が3月13日（日）に決定しています。

　『Hour of the Dawn』のプロデューサーを務めた人物であり、Goodmanの人生におけるパートナーでもあるミュージシャン、Todd Wisenbakerが本作より正式加入し、2人組での再スタートを切ったLA SERA。米名門Polyvinyl Recordsからのリリースとなる本作は、プロデュースを人気シンガー・ソングライター、Ryan Adamsが担当。ハードコア・パンクやグランジからの影響を強く感じさせるドライヴィンかつエナジェティックな仕上がりとなっていた前作から一転、Goodmanがフェイヴァリットに挙げるTHE SMITHを思わせるネオアコースティックなテイストに、持ち前の60年代ポップスの感覚を融合させた内容。MEAT PUPPETS経由を感じさせるカントリー / ブルーグラスのフィーリングや、VIVIAN GIRLS時代からのトレードマークであるスモーキーなサウンドメイキングもフィットし、LA SERA流のポップスへと昇華した傑作です。