デヴィッド・ギルモア(David Gilmour)が
ピンク・フロイド以来45年ぶりに世界遺産ポンペイ円形闘技場で開催した、歴史的ライヴを収めたドキュメンタリー作品をリリース。『ライヴ・アット・ポンペイ』には6つの仕様があり、2CD + 2Blu-rayにフォトブック、ポスター、ポストカードなどが付く
デラックス・ヴァージョン(SICP-31083〜6 10,000円 + 税 / 写真)、
2CDヴァージョン(SICP-31087〜8 ¥3,200 + 税)、
2DVDヴァージョン(SIBP-275 4,000円 + 税)、
BDヴァージョン(SIXP-33 4,500円 + 税)が10月11日(水)に発売されるほか、配信と輸入盤の4LPでも発売されます。
会場は紀元前90年に建てられ、紀元79年にヴェスヴィオ火山の噴火により灰に葬られて埋没、その後発掘され世界遺産となった歴史的建造物のポンペイ円形闘技場で、ギルモアがこの会場で演奏するのは、1971年伝説のコンサート映画『
ピンク・フロイド ライヴ・アット・ポンペイ』の撮影で初めて訪れて以来45年ぶりでした。45年前は映画撮影のため観客がおらず、2016年7月7日と8日に行なわれたギルモアのライヴは、2000年近く前にグラディエーター(剣闘士)たちが戦って以来、この円形闘技場で観衆を前に演奏した史上初のパフォーマンスとなりました。
ポンペイでのショウについて、ギルモアは「ここは魔法のような場所だ。ここに戻ってきて、ステージやアリーナを観て、何かとても圧倒されてしまった。ここは亡霊たちの場所なんだ」と語っています。
当日のセットリストはキャリアを網羅するもので、全21曲中ピンク・フロイドの楽曲は13曲。「吹けよ風、呼べよ嵐」は、71年の映画でも演奏された唯一の曲でもあり、またギルモアがソロ公演では滅多に演奏しない『狂気』収録の「虚空のスキャット」も披露。コンサートは巨大な円型スクリーンから放たれる光の洪水、想像力を掻き立てるさまざまな神秘的な映像、レーザー光線を駆使した極彩色のライティング、パイロや花火など、まさにピンク・フロイドを彷彿させる音と映像が融合した、“光と音の大スペクタクル・ショー”となっています。本公演を目の当たりにすることができた観客は、各日たった2,000人強のみ。全世界のピンク・フロイド・ファン垂涎の超プレミア・チケットとなった伝説のライヴの全貌がついにあきらかになります。