英ロンドンを拠点に活動するエレクトロニックR＆Bプロデューサー、ベン・カーン（Ben Khan）が、デビュー・アルバム『ベン・カーン』を8月10日（金）にリリース。PJハーヴェイやナイン・インチ・ネイルズのコラボレーターにして、デペッシュ・モードやU2、スマッシング・パンプキンズらを手がけてきたフラッドをプロデューサーに迎え、ミックスをスパイク・ステント（マドンナ, ビョーク ほか）、マスタリングはデイヴ・クーリー（J.ディラ, アニマル・コレクティヴ ほか）が手がけています。発売に先駆け収録曲「a.t.w（against the wall）」「Do It Right」などが公開中。

　カーンは、2013年に1stシングル「Drive（Part 1）」をSoundCloudにて公開。同年に発表した2ndシングル「Eden」がPitchfork“Best New Track”を獲得して注目され、2014年に『1992 EP』、2015年に『1000 EP』を発表。3年の沈黙の後、The 1975、ウルフ・アリスらが所属するDirty Hit Recordsと契約しています。

　近未来的なエレクトロニック・ファンク・サウンドに仕上がっているアルバムについてカーンは、「一人のアーティストとしてのポイントは、人々に物事の異なる側面を提示し、人生におけるさまざまな認識を持ち、そしてそれらを自分に戻すことだと思います。このアルバムは、現実から少しだけ距離をとり、あなたをファンタジーの世界に連れていってくれることでしょう」とコメントしています。