10月23日に、古川小夏、森 咲樹、佐保明梨、新井愛瞳の卒業を発表し、新体制に移行することが発表されたアップアップガールズ(仮)が10月25日(日)に東京・Zher the ZOO YOYOGIで行なったライヴ・イベント〈アップアップガールズ(仮)meets DJ KURO-OBI 6thアルバム(仮)リリースライブ〉のオフィシャル・レポートが届きました。
なお、アプガは現5人体制でのラスト・アルバム『6thアルバム(仮)』(CD TPRC-0267 3,000円 + 税)が11月10日(火)に発売、12月17日(木)には5人体制ラスト・ライヴ〈アップアップガールズ(仮) FIVE SOUL FOREVER〉を東京・Zepp Tokyoで開催予定です。
[オフィシャル・レポート] 10月25日(日)東京・Zher the ZOO YOYOGI 『アップアップガールズ(仮)meets DJ KURO-OBI 6thアルバム(仮)リリースライブ』
アップアップガールズ(仮)が、10月25日(日)に東京・Zher the ZOO YOYOGIでライヴイベント『アップアップガールズ(仮)meets DJ KURO-OBI 6thアルバム(仮)リリースライブ』を開催した。
DJ KURO-OBIこと佐保明梨がブースに立つと、「アッパーカット!」「Going my ↑」などのアプガ楽曲をショートレンジでつないでいくDJタイムが始まった。『ファーストアルバム(仮)』からアルバムを順に追う形で、曲をかけながらホーンやメンバーのセリフをサンプラーで鳴らし、トラックにフィルターやディレイなどのエフェクトを細く施すDJプレイで観客を盛り上げていく。その流れのままステージにメンバー5人が揃うと、「I LIVE YOU」でアプガのライヴがスタート。彼女たちは、ライヴへの熱い気持ちを歌に乗せて観客のテンションを一気にアップさせた。
佐保は、終始DJブースとパフォーマンスのエリアを行き来し、他のメンバーとともに歌もダンスもしっかりと魅せていく。斬新なライヴスタイルは、かなり目を引くものがあった。さらに佐保は、この日のためにマッシュアップトラックを制作。メンバー5人で「It's Up To You/キミロス」を歌唱した。
別れとこれからの気持ちを歌うミッドチューン「Light it up」で現在のアプガの思いを伝えると、ここからはソロコーナーに突入。佐保がDJブースで「Abyssal Drop」を歌唱し、関根がブースの横で「キミイロスカイ」を歌う。古川が「ダーリンはロストチャイルド」を披露すると、関根も一緒にダンス。新井が「ショートカットに片想い」を歌うと、メンバーもわちゃわちゃ絡み出す。そして森の「メガモリッ!ma vie!!」では、森がDJブースに来た隙に佐保がセンターポジションに立ちノリノリで森の曲を歌唱するという想定外の展開が発生。臨機応変、ノリ優先のアプガらしさが全開の楽しい場面だった。
アプガは、メンバー5人の自己紹介ソング「5 to the 5th Power」、情熱のラテンチューン「ヒートビートアイランド」で会場の熱量をアップさせる。ライヴ後半戦に入ると、キャッチーなダンスチューン「Da Dan Dance!!!!!」「晴レ☆HALation」「阿破乱舞」を続々と披露。「愛愛ファイヤー!!」「ソラハレルヤッ!!」「アッパーレー」でライヴのテンションはますます上昇し、「アゲノミクス!!」では佐保がトラックのBPMをグングン上げるという暴挙に出た。曲が終わってのMCタイムで、4人のメンバーが佐保に「そりゃないよ〜」「BPM上げないで〜」「スパルタだ〜」と汗だくで訴えるほどのハードな試練。だが結果的に、どんなに曲が高速になろうと必死でパフォーマンスを貫徹するアプガの凄味が感じられるシーンが見られたわけだ。