複数の楽器で異なるメロディを同時に演奏した鬼才マルチ・リード奏者、
ローランド・カーク(Roland Kirk)。彼がみずからのカルテットを率い、1963年に英ロンドンの名門クラブ、ロニー・スコッツで行なった未発表ライヴ音源を収録するアルバム『ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・1963』が、200g重量盤LPで7月17日(土)のレコード・ストア・デイに全世界1,100枚限定で発売されます。
このアルバムには、オリジナルとスタンダード・ナンバーからなる全4曲を収録。中でもカークによる
デューク・エリントン「Angelica」のカヴァーはここでしか聴くことのできない貴重な録音です。バンド・メンバーは、ピアノに
スタン・トレイシー、ベースに
マルコム・セシル、そしてドラムに
ロニー・ステファンソンと、当時の英国ジャズをリードするミュージシャンばかり。
ジミ・ヘンドリックスも崇拝していたというカークの脂の乗りった演奏が堪能できます。