dissecting table 2021/06/24掲載(Last Update:21/06/25 18:01)
辻一郎のソロ・ユニット“
Dissecting Table”が、『Dead Love』を6月24日(木)にリリース。
辻一郎は1966年生まれ。東京で1986年から“Dissecting Table”という名義でノイズ・インダストリアル・ミュージックの制作を開始して、1998年に故郷の広島に戻り音楽活動を展開。主に自主レーベル「UPD organization」とヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきました。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していましたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行なうようになり、現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作しています。
今作は、開発したフィルタの乗算器周りの回路を改善して録音しました。前回の作品『Terminal Condition』よりもPWM信号が更に歪むようになり、曲に新たな音色を加えることができるようになりました。この作品の中で、複合型シンセサイザーは、主にウェーブシーケンスと振幅変調を用いて演奏を行っています。15枚限定リリース。