辻一郎のソロ・ユニット“
Dissecting Table”が、『This Is Getting Ugly』を7月5日(月)にリリース。
辻一郎は1966年生まれ。東京で1986年から“Dissecting Table”という名義でノイズ・インダストリアル・ミュージックの制作を開始して、1998年に故郷の広島に戻り音楽活動を展開。主に自主レーベル「UPD organization」とヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきました。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していましたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行なうようになり、現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作しています。
本作の1曲目は、状態変数フィルタをマニピュレーションして、複合型シンセサイザーのバイカッド回路を用いて音色を作りました。3曲目は、複合型シンセサイザーを用いて周波数変調と振幅変調を行い、複雑な音色を作りました。4曲目は、同様のシンセサイザーで、周波数の高い信号を用いて振幅変調を行ない、特徴的な音色を作りました。15枚限定リリース。