木漏れ日フォークの異名を持ち、日本でも根強い人気のあるイギリスのグループ、
ヘロン(Heron)がデビュー前の1968年にリハーサルした際のプライベートな録音がメンバーの自宅から発掘。この貴重な録音『リハーサル・テープ ’68』をアナログLP化するクラウドファンディングがスタートしました。目標金額は130万円、期限は2021年12月31日(金)です。
発見されたテープに収録された13曲の大半は、後に彼らがリリースするアルバム『
ヘロン登場』(70年)と『
トゥワイス・アズ・ナイス&ハーフ・ザ・プライス』(71年)に収録される名曲の数々。録音機器や録音状態の問題から、そのレコーディング・クオリティは後の正式録音作品と比べると大きく劣りますが、プリミティヴな魅力とリハーサルならではのリアルな雰囲気を持っています。当初メンバーは本作の商品化に難色を示しましたが、日本限定かつアナログLPのみという条件で発売できることになりました。
リターンには、アルバムの通常盤のほか、アルバム未収録の別テイク4曲を収録したEPが付属したデラックス・エディション盤、2016年のジャパン・ツアーで販売したグッズなどがあります。詳細はクラウドファンディングのウェブサイトをご覧ください。