トランぺッター、コンポーザー、プロデューサーとして現代ジャズ・シーンで活躍し、10月にアルバム『ブラック2ライフ||ア・フューチャー・パスト』を発表したシオ・クローカー（Theo Croker）が、アルバム収録曲で、米ワシントンD.C.出身のシンガー・ソングライター、アリ・レノックスと共演した「エヴリ・パート・オブ・ミー」のミュージック・ビデオを公開しました。この曲は、シオが“世界で最も素晴らしいリリシスト”と絶賛するUKのシンガー、エゴ・エラ・メイとアリ・レノックスとの共作です。

　クローカーは10月からヨーロッパでアルバムのリリース・ツアーを敢行中。パリ、ロンドン、オスロ、ストックホルム、ブリュッセル、アムステルダム、ユトレヒト、プラハ、ウィーン、ミラノなどを経て、11月27日（土）にはベルリン・フィルの本拠地であるフィルハーモニーに出演。「ジャズ・アット・フィルハーモニー」と名付けられたこの日の公演で、シオはみずからのクァルテットとベルリン・フィルのメンバーとともにマイルス・デイヴィスの『スケッチ・オブ・スペイン』を演奏する予定です。


Photo by Obidi Nzeribe