シンガー・ソングライターの
壱タカシが、12月8日(水)に1stフル・アルバム『
少年連祷』をCD / デジタルでリリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。
壱は2019年に「はなむけ」でシンガー・ソングライターとしてデビュー。コラボレーションも積極的に行ない、
HAIIRO DE ROSSI、
butaji、Ai Kakihira等の作品に参加。2021年に入ってから自身のセクシャリティやアイデンティティに向き合った創作を行なっており、「ボーイ」、「ガール」、「擬態」、「知った」、「前触れ」を連続でリリース。その集大成が自身初となるフル・アルバム『少年連祷』となっています。
シングルでは、少年期の内面や他者との関係性、それに伴い感じた悩みや痛み、そして性の目覚めを描いてきました。『少年連祷』は、悩み苦しんできた壱自身の一つの答えであり「クィアで孤独な少年の心に希望の灯がともるまでの物語」となっています。
全ての楽曲の作詞、作曲、編曲、プログラミング、レコーディング、ミックスを自身が行っています。マスタリングは
畠山地平が担当。IDM、ネオソウル、ヒップホップ、エクスペリメンタルなど多様なジャンルを扱いながら、ピアノ、シンセサイザーなど得意とする鍵盤楽器の柔らかなトーンがアルバムを通して散りばめられ、朴訥とした歌声を彩っています。また、アルバムのアートワークは、坂脇慶がアートディレクションとデザインを担当。写真家の竹之内祐幸が撮り下ろした作品を中心に、アルバム全体のムードにも通じる静謐で不思議な世界観を創り上げています。
そして、発売を記念して、2022年2月6日(日)に東京・下北沢ニュー風知空知にて『少年連祷』の楽曲を中心にしたリリース・ライヴの開催が決定。12月8日(水)よりチケットの予約も開始しています。オープニング・アクトに3rdシングル「対岸」のリミックスも手がけたシンガー・ソングライターJYAGA、DJにNight RhythmやDEEPER DEEPERを主宰するCOOLG、ロック・パーティーFREE THROWのタイラダイスケを迎えています。
[コメント]とうとうアルバムがリリースになりました。これまでのシングル「ボーイ」、「ガール」、「擬態」、「知った」、「前触れ」はいわば「少年連祷」の物語のピースです。アルバムを一つの組曲としてじっくり通して聴いていただくことで、また違った楽しみ方ができると思います。――壱タカシ