米ニューヨークを拠点に国際的な活躍、国内ではMISIAのサポートとしても知られるジャズ・ピアニスト、大林武司が、“癒しと祈り”をテーマとしたオリジナル作品中心のソロ・ピアノ・アルバム『Visions In Silence』を2021年1月8日(金)にリリース。全国47都道府県ツアー2021〈470 songs, 1 journey〉各会場での販売が決定しています。
自身初の47都道府県ソロ・ライヴ・ツアー〈470 songs, 1 journey〉は、1月8日(金)から行なうことが決定。国交が閉ざされた昨今の状況下でも継続して国際規模での音楽活動を行うべく、日本から世界へジャズを発信する“Visions In Silcence”プロジェクトを立ち上げ、全国各地でジャズの灯火を守り続けているジャズクラブやコミュニティに足を運び生演奏を届けるとのことです。ツアー中は北海道、沖縄以外を全てDoor To Doorの車移動で訪れるなどの感染対策を徹底しながら、全国各地に存在する歴史あるジャズクラブやジャズコミュニティをビデオ撮影し、英字幕を付けたツアー道中の映像をシリーズ化してYouTube番組化。世界に誇れる日本の風景や文化、全国に根付くジャズコミュニティを紹介しながら日本一周の旅をリモートで楽しめるウェブコンテンツを全世界に向けて発信します。
[アルバム メッセージ] 「Visions In Silence」というタイトルは、今まで当たり前だった物事が無くなった“凪の状態の中だからこその発見や展望”という意味が込められています。 コロナ禍により生まれた時間を利用して、数年前から興味を持っていた内観修行というものを行い、七日間寝食の時間以外は静寂に身を置き過去を回想反省しつづけました。 修行中に感謝と報恩の気持ちが強く芽生える中で、Save Your Heart, Visions In Silenceといった曲が静寂から聴こえてきて、修行後はこの二曲を軸として祈りの精神性を持ったソロピアノアルバムを製作する事を決意しました。 録音時には上記の曲に加えRetrospect, Vlues, Tide Of Tears, Epilogueを録音時に即興作曲し、2010年作曲の未発表曲Laguna、以前コンボで録音した自作曲であるAfter The Rain, Meditation, Heart Sutraをソロピアノ版として今回新たに録音、アルバムコンセプトに沿うジャズスタンダードYesterdaysも収録しました。 本作品が聴いて下さった皆様の日々の生活に寄り添い、心の安息地となればとの思いです。 ――大林武司