名古屋のロック・シーンで精彩を放ってきたTOKOが、初のソロ・アルバム『琉』を「パラダイスカッパ」より3月26日（水）にリリースします。

　1970年代中頃から名古屋のロック・シーンで、まだ多くなかった女性バンドのベーシストして現れたTOKO。1978年以降、HAZARDS、Numbers、Neuronといった、名古屋のポストパンクの先駆けとなるバンドのベースプレイで一際精彩を放ってきました。

　そんな彼女が、エレキベース弾き語りによる文字通りの“ソロ”アルバムを発表。TOKOと、名古屋のアンダーグラウンドロック界を支えてきたサウンドエンジニア・田中DABO芳和、割礼の名盤『ゆれつづける』のプロデューサー・佐藤幸雄の3人で制作され、Knockouts時代の曲（NORIとの共作）も含む5曲入り。数々のベーシストによるリーダーアルバムの中でも、ここまで完全に弾き語りで作られた作品は類を見ません。佳い歌が、丁寧に、仕上げられており、音の少なさが放つ美しさが収められた魅力的な逸品となっています。

　なお、TOKOはCD発売日となる3月26日（水）に名古屋・鶴舞K.D.ハポンにて『琉』発売記念ライヴを開催します。共演は、佐藤幸雄、エコエコサイクルズ、石田力、そして幕間BGM選曲は田中ダボ（田中DABO芳和）。詳細はK.D.ハポンのサイトをご確認ください。