2026年晩夏公開予定の
坂口健太郎主演ヒューマン・サスペンス映画『私はあなたを知らない、』に、自身初のヒロイン役で早瀬憩の出演が決定。あわせて、早瀬憩および本作の監督・
中野量太のコメントが公開されています。
本作は、『
湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)で第40回日本アカデミー賞を席巻した中野量太監督が、10年ぶりに書き下ろした渾身の完全オリジナル脚本作品。天涯孤独だった男・西山夕平(坂口)が、職場に新たにやってきたシングルマザー・紗月とその娘に出会い、次第に生きる喜びを見出していく姿を描きます。坂口は本作のために髪を短くカットし、孤独な青年期から葛藤を抱える40代に至るまでを全身全霊で演じ切りました。
“人を愛すること”、そして“罪と贖罪、赦し”をテーマに据えた本映画は、フランスのPyramide Productionsとの共同製作。すでにフランスでの配給も決定しており、ワールドセールスはGoodfellasが手掛けるなど、日本公開を前に早くも世界から熱い視線が注がれています。
今回、ヒロイン役に決定した早瀬憩が演じるのは、夕平の運命を大きく動かす・朝子。早瀬は、ドラマ『
ブラッシュアップライフ』(2023)、NHK連続テレビ小説『
虎に翼』(2024)など話題作に多数出演し、2024年に初主演を務めた『
違国日記』と『
あのコはだぁれ?』で、第16回TAMA映画賞最優秀新進女優賞と第67回ブルーリボン賞新人賞を受賞。『モブ子の恋』(6月5日[金]公開)他多数の待機作も控え注目を浴びる中、物語の核心に迫る重要な役どころとなる朝子役をオーディションで見事射止め、圧倒的な透明感と演技力で体現しています。
早瀬が演じるのは、自分の中で決められたルーティンでたった一人で生活していた西山夕平(坂口)が職場で出会ったシングルマザー紗月の娘・朝子。その出会いから13年後、唯一の肉親だった祖母が亡くなった時に、記憶になかった夕平の存在を知り、彼に会いに行くことにします。母を殺めて、自分を天涯孤独の身にした服役中の夕平に……。
早瀬は「オーディションを受けてから日に日に朝子に対する思いが強くなっていき、役を掴み取りたい!と心から思っていました。結果が出るまでの毎日は、この作品のことで頭がいっぱいで…」とコメント。中野監督は、早瀬について「オーディションの時から、早瀬さんには、貪欲に役に近づこうとする強い意志を感じていました。現場では、柔らかでありながら、全身全霊で役に向き合い、最後、崩れ落ちるようにクランクアップしたあの姿は、今でも忘れられません」と、撮影を振り返っています。
[コメント]オーディションを受けてから日に日に朝子に対する思いが強くなっていき、役を掴み取りたい!と心から思っていました。結果が出るまでの毎日は、この作品のことで頭がいっぱいで…。
合格の知らせを聞いた時は、喜びと安堵の気持ちと同時に、複雑で難しいテーマだからこそ、自分にとって大きな挑戦になるなと感じました。初めて台本を読んだ時、朝子の心情を理解することがとても難しかったです。中野監督と話し合いをしたり、主演の坂口健太郎さん、共演者の皆さんと撮影を重ねていく中で、その時代の朝子の心情に近づいていった気がします。たくさんの心の葛藤がある中で、多くの愛をもらった朝子のその先が幸せであって欲しいと思いました。中野監督は、私がまだ持っていなかった感情や新しい表現を引き出してくれました。時にユーモアもあり、愛に溢れた撮影現場でした。朝子と共に私自身も作品の中で成長できていたら、と思います。撮影中は、中野組の皆さんと作品に対して感想を伝え合ったり、考察をしたり作品についてたくさんディスカッションをしていたので、この映画を観ていただいた皆さんの感想が、今から楽しみです。――早瀬 憩(朝子役)常識的には絶対に会うべきではない人に出会い、心を通わせていくという難役を、憂いを帯びた繊細な表情と大胆かつ無垢な心模様で、見事に演じてくれたと思っています。
オーディションの時から、早瀬さんには、貪欲に役に近づこうとする強い意志を感じていました。現場では、柔らかでありながら、全身全霊で役に向き合い、最後、崩れ落ちるようにクランクアップしたあの姿は、今でも忘れられません。演出していて、とても楽しかったし、何より、嬉しかったです。
俳優・早瀬憩の真髄を撮れたと思っています。皆さんに観て欲しい!――原案・脚本・監督:中野量太©IDKYPs./Pyramide Productions