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映画『ドゥランダル作戦』サントラのストリーミングで約60億円の価値!? 抜群のサウンドセンスが光る音楽にも注目

2026/07/06 13:14掲載
映画『ドゥランダル作戦』サントラのストリーミングで約60億円の価値!? 抜群のサウンドセンスが光る音楽にも注目
 実際に起きたテロ事件をベースに、国VS国、スパイVSテロリスト、ギャングVSギャングの、陰謀と欲望が渦巻く怒涛の展開で観る者を引きずり込む、衝撃のリアル・スパイ・アクション映画『ドゥランダル作戦』が、7月10日(金)より東京・新宿ピカデリーほかにて全国公開されます。

 本作の音楽は、近年のボリウッド、アクション大作の中でもかなり特徴的です。音楽を担当したのは、映画『URI/サージカル・ストライク』でも知られるシャーシュワト・サチデーウ。スパイ・アクションの緊張感と、パンジャーブ音楽やヒップホップ、往年の名曲へのオマージュを融合させています。

 彼が創り出した『ドゥランダル作戦』のサウンドトラックは、近年のインド映画界で最も大きな映画音楽の成功例の一つを生み出しました。本作のサントラは、ストリーミングエコシステムの総価値として推定約3,900万米ドル(日本円にして約60億円)を生み出し、映画アルバムが劇場公開を超えて貢献できる新たな基準を打ち立てたとされています。

 この成功は、ストリーミング時代における重要な商業的節目と評され、サウンドトラックはSpotifyグローバルトップ200に全トラックリストを同時にランクインさせたインド映画として歴史的な一作とも言われています。さらにビルボードチャートで1位、Spotifyのトップ・グローバル・デビューチャートで2位を記録しました。

 代表曲の一つである「Dhurandhar - Title Track」は、1990年代のパンジャーブ楽曲「Na Dil De Pardesi Nu」を現代的に再構築したもので、ラッパーのHanumankindが参加。ランヴィール・シンの圧倒的な登場シーンと相まって、映画の「俺たちの時代が来た」という高揚感を作り出しています。

 また、日本の観客に刺さりそうなのが「Ishq Jalakar (Karvaan)」。1960年の名作映画『Barsaat Ki Raat』の伝説的カッワーリー(イスラム神秘主義音楽)を大胆に再解釈しており、インド映画らしい陶酔感と現代的なビートが共存しています。さらに劇中では、悪役レヘマーン・ダカイト(アクシャイ・カンナー)の登場曲「FA9LA」が話題となり、上映禁止国にもかかわらず、パキスタンの政治家のパーティーで流れるなど、その影響力は甚大です。

 そして今最注目すべき人物が、インド北東部メガラヤ州から現れた、ボリウッド最注目の新世代ラッパー、レベル。『8 mile』を観てラッパーを夢見るようになり、今回「Run Down The City – Monica」では、クラシックなボリウッド楽曲を現代的なラップで再解釈し、「この声は誰だ?」と話題に。そのラップスキルは、インドのヒップホップ・コミュニティで「ドゥランダル作戦のサウンドトラックを一人で背負った」とまで言われるほどで、本作が彼女のキャリアの転機になったことは間違いなく、ボリウッドを普段聴かないヒップホップファンからも高い評価を受けました。続編にも参加しており、その楽曲でも抜群の実力を発揮しています。本作のインドでの歴史的成功には、彼女の影響も大きいと言えるでしょう。

 劇伴や挿入歌に意識を向けると、単なるアクション映画を超え、一本の壮大なミュージック・ビデオとしても楽しめる『ドゥランダル作戦』は7月10日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開。

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『ドゥランダル作戦』
2026年7月10日(金)より東京 新宿ピカデリーほか全国公開
dhurandhar.jp
配給: ツイン
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