日本のシティ・ポップが世界的に注目されるなか、その人気アーティストの一人である
佐藤奈々子が、アルバム『LUST』を9月30日(水)に発表します。
この作品は1996年から97年にかけて、英・ロンドンのMaison Rogue Matrix Studioでレコーディングされたものの未発表になっていた幻のアルバム。29年の時を経て英国のレーベル「Gearbox Records」からリリースされる本作について、佐藤は「音楽は目覚める時を知っている。『LUST』は今の時代にパワフルに共振していると思う」と語っています。
全14曲を収録するアルバムには、アブストラクト・ジャズ・ヴォーカルを聞かせる「Love Trip」、チベット民謡の「The Sorrow Of The Wind」、サイケデリック・ポップの「Mad Memories」、アヴァンギャルドなロック・ナンバー「A Dirge For Coral」、うねるようなシタールが響く「Never Ending Love Letter」、ファンク・ロックの「Hell’s Bloom」など、多彩な楽曲を収録。佐藤のジャンルにとらわれない探求心あふれる音楽性と、制作における自由奔放な姿勢を聴くことができます。
レコーディングには、
ジョン・レンボーン(
ペンタングル)、ダニー・カミングス(
ダイアー・ストレイツ、
ブライアン・アダムス)、
ブリンズレー・フォード(
アスワド)、ダン・バウトウッド(イアネロ)、ジェームス・デナム(アディクト)、チャーリー・プライス(シザーメン)など、英国の多くのミュージシャンが参加。日本からもギタリストの
長田進が加わって即興的でジャム・セッション的なレコーディングを行ない、
藤井聡がレコーディング・エンジニアを務めました。
また、ジョン・レンボーンが参加している、このアルバムからの1stシングル「A Rolling Stne From Heaven」と、
ベースメント・ジャックスのサイモン・ラトクリフによる同曲のリミックスを収めた限定ダブ・プレートが事前販売を受付中です。マスターからダイレクトに一枚ずつカッティングして作られる高音質なダブプレートは10枚制作され、すでに4枚が売れ、残り6枚。4月23日(木)には東京・新宿のsleepingtokyo.studioでこのダブ・プレートを販売する特別イベントが開催され、佐藤奈々子と
片寄明人(
Great 3)によるトークも予定しています。イベントは入場無料・要事前予約。
Photo by Meisa Fujishiro