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タイヨンダイ・ブラクストン、ポスト・クラシカルの名門「Erased Tapes」よりニュー・アルバムを発表

タイヨンダイ・ブラクストン   2026/05/21 12:40掲載
タイヨンダイ・ブラクストン、ポスト・クラシカルの名門「Erased Tapes」よりニュー・アルバムを発表
 作曲家、プロデューサー、そして教授としての顔も持つ現代音楽家であり、バトルスの設立メンバーとしても知られるタイヨンダイ・ブラクストン(Tyondai Braxton)が、ポスト・クラシカルの重要レーベル「Erased Tapes」と契約し、ニュー・アルバム『Splayed Werks』を8月21日(金)にリリースすることを発表。同アルバムからは「Piiano」と「UnFS」の2曲が公開中です。

 『Splayed Werks』は、2022年に発表されたシンフォニック作品『Telekinesis』以来となるフルレングス作品。70分を超える本作の大半は、自身のホーム・スタジオで制作・録音されたと言います。

 2009年発表のソロ作『Central Market』に見られた壮大なサウンド・デザイン、モジュラー・シンセを駆使した『Hive1』の実験精神、そして何よりもバトルス時代から一貫して存在する、ミニマルでありながら肉体性を帯びた反復グルーヴが、本作ではかつてない純度で結晶化されています。数学的に構築された反復と、人間的な揺らぎが共存するサウンドは、まさに実験音楽 / 電子音楽シーンにおいてタイヨンダイが築いてきた独自領域を体現しています。

 タイヨンダイ・ブラクストンは、先日ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーのニューヨーク公演にスペシャル・ゲストとして招かれ、パフォーマンスを披露したことでも話題を呼んだところ。本アルバムのリリースにあわせて、世界各地でソロ公演を行なうことも発表しています。

[コメント]
音楽をリリースすることに対する考え方も、“アーティストであること”の意味も、ずいぶん変わってしまった。アーティストの仕事で重要なのは、自分が何をしているのか、何に興奮しているのか、何に向き合っているのか、何に反発しているのか――そういうものを、自分の人生を記録する形として残していくことなんだ。今、みんなが戦争やメディア過多の時代の中で、世界を見つめながら無力感と向き合っている。そんな中でアーティストの役割って何なんだろう? その瞬間の創造的なアイデアをアーカイブすることこそ、今の時代にアーティストができる最も重要なことのひとつだと思う。以前は「この曲は自分にとってすごく大事なんだ」とか「このコードがどう生まれたか聴いてほしい」みたいなことを重要だと思っていた。でも実際には、そういうことの重要性はずっと小さいのかもしれない。
――タイヨンダイ・ブラクストン

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■2026年8月21日(金)リリース
タイヨンダイ・ブラクストン
『Splayed Werks』

beatink.com/products/detail

[収録曲]
01. Bell Smear
02. Multiplay
03. Dia
04. Vali
05. UnFS
06. Salt Point
07. Oslo
08. Realistic Water
09. Multiplay II
10. Phonolydian
11. Piiano
12. 4 Zones
13. Nimble FX
14. Clouds of 15. K Space
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