2026年春クールは、注目アニメに加えて話題のドラマも豊作。ストーリーを彩る主題歌にも、実力派アーティストから話題の新曲まで豪華なラインナップが揃っています。
今回は、2026年春ドラマの主題歌の魅力や作品との関係性に注目しながら厳選して紹介します。
〈感情に寄り添うヒューマンドラマ主題歌〉 ■
NHK連続テレビ小説『風、薫る』主題歌: Mrs. GREEN APPLE 「風と町」 3月30日より放送開始となったNHK連続テレビ小説『風、薫る』(ダブルヒロイン:
見上愛 /
上坂樹里 )の主題歌を、Mrs. GREEN APPLEが書き下ろし。ミセスが連続テレビ小説の主題歌を手掛けるのは初となります。フロントマン・
大森元貴 がNHK連続テレビ小説『
あんぱん 』に出演しながら制作したという本楽曲は、連綿と受け継がれながらも移り変わっていく「町」の情景と、変わることなくずっとそこにある「風」という普遍的なテーマが、たおやかなメロディとともに紡がれています。朝の時間帯に寄り添うような、柔らかくも芯のあるサウンドが印象的な一曲。
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月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』主題歌: Vaundy 「イデアが溢れて眠れない」 独特なタイトルが目を引く、月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』(主演:
北村匠海 )を彩るのは、Vaundyらしい内省的かつエネルギッシュなナンバー。本作が描く“夢を本気で追いかける人々のエネルギー”を表現し、思考が止まらない夜や、答えの出ない感情をそのまま音にしたような楽曲で、高校生たちが宇宙食開発という大きな夢に向かって走り出す姿に寄り添う一曲となっています。
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土9ドラマ『タツキ先生は甘すぎる!』主題歌: 福山雅治 「拍手喝采」 学校に行けない子供たちが安心して過ごせる「フリースクール」を舞台にしたドラマ『タツキ先生は甘すぎる!』(主演:
町田啓太 )の主題歌を福山雅治が書き下ろし。温かみのあるメロデイと力強いヴォーカルが印象的で、誰かを認めること、支えることの大切さをストレートに描いています。また、タイトルの「拍手喝采」にはドラマの登場人物へのエールのような意味合いも感じられます。前向きな余韻を残す主題歌として、作品の魅力を引き立てています。
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日曜劇場『GIFT』主題歌: Official髭男dism 「スターダスト 」 日曜劇場『GIFT』(主演:
堤真一 )の主題歌であるOfficial髭男dismの「スターダスト」は、作品に登場するすべての人の生き様にスポットライトをあて、メンバー4人の演奏が楽曲の核となるスケールの大きな重厚なロック・バラード。きらめくようなサウンドと繊細な歌詞が印象的。大切な人との関係や、何気ない日常の尊さを描いたような世界観は、ドラマのテーマとも深くリンクしています。タイトルが示すように、小さな瞬間の積み重ねが輝きを生むことを感じさせる楽曲となっています。200個のライトのなかでメンバーがパフォーマンスするMVも必見です。
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〈サスペンス・刑事ドラマ主題歌〉 ■
火9ドラマ『夫婦別姓刑事』主題歌: SHOW-WA & MATSURI 「ジューンブライド 」 秋元康 が企画・原案を務める火9ドラマ『夫婦別姓刑事』(ダブル主演:
佐藤二朗 /
橋本愛 )の主題歌を務めるのは、同じく秋元康プロデュースの昭和歌謡グループSHOW-WAとMATSURI。2組合同での2ndシングル「ジューンブライド」が初のドラマ主題歌に抜擢されました。印象的なイントロと昭和テイストが彩る、力強さと切なさが交錯するドラマチックなナンバーに仕上がっており、“夫婦別姓”という従来の価値観にとらわれない関係性を描く本作と「ジューンブライド」という楽曲がどのように交わっていくのか注目です。
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水9ドラマ『ボーダレス~広域移動捜査隊~』主題歌: 矢沢永吉 「BORDER」 矢沢永吉が、2025年7月に放送されたドラマ『最後の鑑定人』に続いて、2年連続でドラマ主題歌を担当。水9ドラマ『ボーダレス~広域移動捜査隊~』(ダブル主演:
土屋太鳳 /
佐藤勝利 )の主題歌「BORDER」は、キック&ベースが生み出す上質なアーバングルーヴが特徴的で、矢沢が歌い上げる極上のメロディ、それを切り裂くような圧巻のギターリフがドラマの“熱”を盛り上げます。
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木9ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官 Season3』主題歌: ふみの「よくあるはなし」 オーディション企画『No No Girls』のファイナリストで、
ちゃんみな が主宰する新レーベル「NO LABEL ARTISTS」第1弾アーティストとしてデビューを果たした“ふみの”が、6年ぶりに再始動する木9ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官 Season3』(主演:
鈴木京香 )の主題歌を担当。新曲「よくあるはなし」は、初のドラマ主題歌であり、同時に初の書き下ろし楽曲となります。ドラマの世界観に寄り添いながら制作され、これまでの作品とはまた異なるスケール感と情感を感じさせる一曲に仕上がっています。繊細さと力強さをあわせ持つふみののヴォーカル表現が、物語の余韻とともに響きます。
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金9ドラマ『刑事、ふりだしに戻る』主題歌: DISH// 「ヒーロー」 北村匠海 (ヴォーカル・ギター)が作詞を手掛けた「ヒーロー」が、金9ドラマ『刑事、ふりだしに戻る』(主演:
濱田岳 )の主題歌に。疾走感のあるサウンドと真っ直ぐなメッセージが響くロック・チューン。ドラマの主人公・誠が、恋人である美咲の命を救おうと大奮闘する姿を連想させる歌詞が印象的な、前向きで勢いのある楽曲となっています。挫折を乗り越え、再び立ち上がる姿を後押しするような力強い一曲です。
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〈ポップ&ユニークさが光る主題歌〉 ■
火10ドラマ『時すでにおスシ!?』主題歌: Creepy Nuts 「Fright」 火10ドラマ『時すでにおスシ!?』(主演:
永作博美 )初回放送内で音源が初解禁されるや大きな反響を呼んでいる主題歌「Fright」は、Creepy Nutsならではのリリックとグルーヴの新境地に踏み込んだ、ドラマのストーリーにも通じる“再出発”への想いを描いた楽曲。“飯炊き3年握り8年”といわれる伝統ある鮨職人の世界と、現代の価値観が交差する鮨アカデミーを舞台に描かれるユーモラスな本作を軽やかに彩っています。
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土11ドラマ『ターミネーターと恋しちゃったら』: Snow Man 「SAVE YOUR HEART」 4月29日(水・祝)にリリースされる、グループ初のトリプルA面シングル「
BANG!! / SAVE YOUR HEART / オドロウゼ! 」に収録されている本楽曲は、メンバーの
宮舘涼太 が主演を務めるドラマ『ターミネーターと恋しちゃったら』の主題歌。Snow Manが新たに挑戦する、愛を“プログラム”に見立てた近未来型ラヴ・ソングとなっており、“大切な人を守り抜く、そのためにここに来た”という、ドラマにもなぞらえた強い決意と衝動を表現した、ダンス・ナンバー。
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2026年春クールのドラマ主題歌は、作品の世界観に深く寄り添う楽曲が揃った印象的なラインナップに。心情を丁寧にすくい取るバラードから、緊張感を高めるロック、そして遊び心あふれるポップなナンバーまで、ジャンルの幅広さも今期の特徴といえます。ドラマを見終えた後、その余韻ごと楽曲も心に残る――そんな体験を与えてくれる一曲が揃っています。今期は、「物語に寄り添う“感情連動型主題歌”」が際立つシーズンとなっています。作品とあわせて主題歌にも注目しながら、この春のドラマをより深く楽しんでみてほしいところです。