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4月20日は「ジャムの日」! “ジャム”ソングあれこれ

2026/04/20掲載
ジャムについて歌った曲ってありますか?
 1910(明治43)年の4月20日に、長野県北佐久郡森山村(現・小諸市森山)の二代目・塩川伊一郎氏が明治天皇に「苺ジャム」を献納したことを記念して、日本ジャム工業組合が4月20日を「ジャムの日」に制定しています。

 明治時代初期から始まったとされるジャムの製造ですが、浅間山麓に位置する小諸市は冬は寒さが厳しく、夏は湿気が少ない、さらに年間で降水量が少ない屈指の晴天率を誇ることから、果樹栽培に適した風土でした。そこで塩川伊一郎父子が情熱をもって浅間山麓の荒地を開拓し、農家経済の発展に尽力した結果、二代目の時に「苺ジャム」が皇室献上品として認められました。以来、小諸市は苺ジャム発祥の地として知られています。

 当初はビニルハウスではなく露地で苺を栽培していましたが、苺の露地栽培が盛んに行なわれていた東御市、小諸市、佐久市にまたがる御牧ケ原台地(みまきがはら/御牧原)には「いちご平」というバス停留所があります。昔からその地域に原種の野イチゴが群生していたことから、その名がつけられたとも言われています。

 そんな「ジャムの日」に、“ジャム”について歌った楽曲をいくつか紹介しましょう。

 THE YELLOW MONKEYが1996年に発表した「JAM」は、社会問題など世にはびこる不安のなかで愛を伝えるロック・バラードで、NHKの音楽番組『ポップジャム』のエンディング・テーマに起用されました。メッセージ性の強い詞世界もあり、ロックアンセムとして多くのファンやアーティストに影響を与えたこの曲は、現時点で「BURN」に次ぐ2番目のセールスを記録。再結集した2016年年末に初出場した『NHK紅白歌合戦』で「JAM」を演奏したことも話題を集めました。

 「わたしの一番かわいいところ」をはじめ“KAWAII”の意匠で席巻しているアイドル・グループのFRUITS ZIPPERにも「JAM」という楽曲があります。2025年に「はちゃめちゃわちゃライフ!」との両A面シングルとしてリリースされ、「わたしの一番かわいいところ」などを手掛けたヤマモトショウが作詞、作・編曲を担当。“Ja ja ja ja la ja la jam”というフレーズが印象的です。

 北乃きいは2013年に6thシングルとして「ラズベリージャム」をリリース。作詞・作曲を担当したのはAqua Timezのヴォーカルの太志で、その後、Aqua Timezは同曲のアンサーソングとして「クランベリージャム」を発表。2015年のシングル「最後までII」には「ラズベリージャム」のセルフカヴァーをカップリング収録しています。

 “ジャム”をタイトルに冠した楽曲はほかにも、大塚愛の2ndアルバム『LOVE JAM』に収録された「Strawberry Jam」をはじめ、SARD UNDERGROUND「イチゴジャム」、西村知美「Blueberry Jam」、花澤香菜「Marmalade Jam」や、『NHK 料理番組』主題曲になった庄野真代「いちごジャムの作り方教えます」などがあります。

 もちろん、歌詞のなかにも“ジャム”はさまざまな形で登場。甘かったり酸っぱさもあったりとさまざまな味があるジャムを恋や愛などにたとえる歌も少なくありません。映画『ディア・ファミリー』主題歌に起用され、日本アカデミー賞主題歌賞を受賞したMrs. GREEN APPLEの「Dear」では“大人びてジャムを塗ろう”という一節が、米津玄師の代表曲のひとつとなったシングル「Lemon」のカップリングの「クランベリーとパンケーキ」では“クランベリーのジャムでも作ろうね”というフレーズが、それぞれ登場します。

 日向坂46は「この夏をジャムにしよう」「恋とあんバター」、木村カエラは「乙女echo」「SWINGING LONDON」、藤井フミヤは「Breakfast」「MY TYPE」と、複数の楽曲で“ジャム”というワードを使うアーティストも。2025年には多彩な音楽的ルーツを持つ音楽集団JMBL(ジャンブル)が『JAM BLUE』なるミニ・アルバムを発表しています。

 先日40周年記念アリーナツアーを終えた久保田利伸は、ライヴ定番曲の「TAWAWAヒットパレード」で“Life is マーマレードジャム”と歌っています。ちなみに、久保田が所属するプロダクションの名前も「Funky Jam」だったりします。

(写真は、2017年6月リリースの関ジャニ∞(現・SUPER EIGHT)のアルバム『ジャム』)
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