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松田昌&大野雄二による1979年の名盤が初CD化 松田「私の出発点です」

松田昌   2021/02/02 12:38掲載
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松田昌&大野雄二による1979年の名盤が初CD化 松田「私の出発点です」
 日本を代表するエレクトーン・プレイヤーの松田昌と数々の映画音楽を手掛けたことでも知られるジャズ・ピアニストの大野雄二のコラボが1979年に発表した『Silent Dialogue』が、入手困難な商品や廃盤の復刻を目指すポニーキャニオンの新プロジェクト「パッケージ・オーダー・プロジェクト〈POP〉」より復刻することが決定。3月17日(水)にUHQCDオリジナル復刻盤で発売されます。

 和ジャズ・ファンやレアグルーヴ・ファンにも人気の『Silent Dialogue』は、エレクトーンのグランプリを獲得した新進気鋭の松田と、「ルパン三世のテーマ」や映画・テレビの作編曲で一世を風靡した大野がプロデュース / アレンジ、キーボードで共演したことでも話題になった作品。本作について松田が「当時、エレクトーンはまだ新しい楽器で、松田昌も若造!(笑)。そこを大野さんが、優秀なミュージシャンと共に、実にうまくその時代の音楽にプロデュースしてくれています。私の出発点です。同時に私の音楽と大野さんの音楽が融合し、新たな個性を生み出したアルバムだと感じています。『KUMASAN-SANPO』について、大野さんが“これはマサでないと書けない曲だな”と言ってくれたことを覚えています」と語るように、松田にとって原点であり、思い出深い一作となっています。

 今回の初CD化の知らせを受けた松田は「嬉しいような恥ずかしいようなというのが正直な気持ちです(笑)。40年前の演奏を記録したものなので、未熟なところが気になりますが、“松田昌だなあ〜!”という個性も感じられる。復刻されるのはとても嬉しいです」と恥ずかしさを滲ませながらも率直な想いを吐露しています。

 また、商品化が決定したということで、エレクトーンの新展開とも言うべき本作のレコーディング秘話も語っています。当時、スタジオに慣れていない松田は緊張のあまりテイクを重ねてしまったとのことで、その際、名エンジニアの伊豫部富治が「焦らなくて良いので、心おきなくやって」と声をかけてくれたのだそう。その優しい声が今も耳に残っていると松田は話しています。

 発売から約40年の時を経ての復刻に対し松田は「40年前に曲集『サイレント・ダイアローグ』を弾いてくださった方は、ひとりで演奏するエレクトーンソロのアレンジと、アンサンブルのCDアレンジの違いを楽しんでいただけると嬉しいです。また、当時のエレクトーンの最高機種だった、GX-1とEX-1を演奏していますから、“どちらだろう?”と想像しながら聴いてくださるのもいいと思います」と、本人直々におすすめの聴き方も提案してくれています。

 当時を懐かしむも良し、その時代を想像しながら聴くも良し。昭和・平成・令和と時代を超えて奏で続ける名曲の数々は必聴です。

 なお、「パッケージ・オーダー・プロジェクト〈POP〉」では、松田昌 / 大野雄二『Silent Dialogue』(UHQCDオリジナル復刻盤)の購入予約を引き続き受け付けているほか、3月10日(水)に発売される松原みき「真夜中のドア / Stay With Me」の購入予約も受付中(共に在庫がなくなり次第、販売を終了)。加えて、「真夜中のドア / Stay With Me」のアルバム・ヴァージョンを収録した松原みき1stアルバム『POCKET PARK』においては、現在も商品化に向けて予約エントリーを募っています。

[コメント]
――商品化決定についての率直なお気持ちをお聞かせください。
嬉しいような恥ずかしいようなというのが正直な気持ちです(笑)。40年前の演奏を記録したものなので、未熟なところが気になりますが、“松田昌だなあ〜!”という個性も感じられる。復刻されるのはとても嬉しいです

――今作は松田さんにとってどんな作品ですか?
当時、エレクトーンはまだ新しい楽器で、松田昌も若造!(笑)。そこを大野雄二さんが、優秀なミュージシャンと共に、実にうまくその時代の音楽にプロデュースしてくれています。私の出発点です。同時に私の音楽と大野さんの音楽が融合し、新たな個性を生み出したアルバムだと感じています。『KUMASAN-SANPO』について、大野さんが“これはマサでないと書けない曲だな”と言ってくれたことを覚えています

――今作に関して、印象に残っている当時の思い出を教えてください。
スタジオに慣れていない頃だったので、緊張のあまりテイクを重ねていたとき、名エンジニアの伊豫部(富治)さんが「焦らなくて良いので、心おきなくやって」と声をかけてくれました。その優しい声が、今も耳に残っています。また、LPリリースの後ヤマハから出版したエレクトーン曲集『サイレント・ダイアローグ』は、大評判となりたくさんのエレクトーン愛好者が演奏してくれました

――注目ポイントやおすすめの聴き方を教えてください。
40年前に曲集『サイレント・ダイアローグ』を弾いてくださった方は、ひとりで演奏するエレクトーンソロのアレンジと、アンサンブルのCDアレンジの違いを楽しんでいただけると嬉しいです。また、当時のエレクトーンの最高機種だった、GX-1とEX-1を演奏していますから、どちらだろう?と想像しながら聴いてくださるのもいいと思います

■2021年3月17日(水)発売
松田昌/大野雄二
『Silent Dialogue』

UHQCDオリジナル復刻盤
pop.ponycanyon.co.jp
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