海宝直人が、舞台芸能活動30周年記念ミニ・アルバム『ever more』を9月3日(水)にリリース。
『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『ライオンキング』『アラジン』『ノートルダムの鐘』『アナスタシア』、その他多くの名作中の名作ミュージカルに主役・要役で出演し、多くの国内外アーティスト、クリエイターも認める日本が誇る至高の存在である海宝直人。
今作では海宝の舞台人生に影響を与えたミュージカル作品や最新出演作品などの楽曲に加え、本年6月〜7月にシアタークリエ(東宝・日比谷)で開催されるコンサート〈ever〉で世界初演予定の楽曲「LIFE IS A STAGE」が収録されています。
この楽曲はシンガー・ソンライターの
アンジェラ・アキが書きおろした新曲で、海宝の舞台人生とそこでのたくさんの出会いが優しく繊細な「音」と「声」で紡がれています。
また、これまで数多くの作品で海宝と共演歴があり、ミュージカル『ウィキッド』のエルファバ役オリジナルキャストをつとめた女優の
濱田めぐみをゲストシンガーに迎え、「二人は永遠に / As Long As You're Mine」(ミュージカル『ウィキッド』)のデュエットが実現。
音楽監督は『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『ファントム』『ラブ・ネバー・ダイ』などでもコンダクターをつとめる森亮平が担当しています。
世界基準の歌声や確かな表現、真骨頂であるダイナミックさと繊細さを兼ね備えた海宝直人自身のクリエイティビティをドラマティックに且つ存分に味わえる一枚となっています。
[コメント]舞台芸能生活30周年を迎える今年、今だからこその声」や「表現」をアルバム『ever more』に込めました。
ミュージカル「ウィキッド」の初演キャスト、濱田めぐみさんとの夢のようなデュエット、そして、これまでの歩みや想いを丁寧に掬い上げ、美しく繊細な楽曲として形にしてくださったアンジェラ・アキさんに、心から感謝しています。 舞台の臨場感や息遣いまでも感じていただけるような一枚に仕上がったと思います。「これまで」と「これから」が詰まった一枚。 皆様に楽しんでいただけたら嬉しいです。――海宝直人海宝さんのこれまでの歩みと今抱いている感情を正直に、まっすぐに描き出すために、彼が綴ってくれたメッセージを何度も読み返し、彼の人生を丁寧にたどるようにして歌詞を紡ぎました。
この曲には、海宝さんが子供の頃から立ち続けてきた舞台で得た経験、観客に見守られながら育まれた感性、演じることを通して出会った多様な“自分”への想いが込められています。舞台そのものがまるで人生のように──30年にわたる物語が続いてきた、そんな感覚を一つの楽曲に封じ込めたいと考えました。
また、今回の歌詞にはシェイクスピアの名作『お気に召すまま』の名台詞、ジェイキスによる「この世は舞台」という言葉も織り込まれています。この作品は、一見牧歌的な喜劇でありながら、実は深い人生観を内包しています。人生を「七つの幕」に例えるモノローグは、海宝さんが紡いだ言葉や感情と不思議なほどに共鳴し、自然と引用に至りました。
この楽曲が、海宝さんの30周年の節目を彩るだけでなく、これからも自分を見つめるきっかけになる一曲であり続け、聴く人それぞれの心に届く“つながり”の歌となることを願っています。――アンジェラ・アキレコーディングに参加させていただきとても光栄に思っています。 今回は久々にエルファバで直人フィエロとのデュエット。 当時の舞台のまま歌いました。
レコーディングも直人君は感覚がいいので、すぐに私の歌をキャッチしてくれて、 伸びやかで包容力のあるフィエロとのハーモニーが生まれました。
凄く楽しい時間でした!――濱田めぐみ