ミュージシャンであり、映像ディレクター。失われつつある映像メディアであるVHSテープを各地で収集し、それを素材にして音楽や映像の作品を制作している
VIDEOTAPEMUSIC。近年では日本国内のさまざまな土地を題材にしたフィールドワークを行ないながらの楽曲制作を行なっているVIDEOTAPEMUSICが、滞在制作で訪れた館林(群馬)、野母崎(長崎)、須崎(高知)、塩尻(長野)、嬉野(佐賀)の各地を再訪(=Revisit)し、再レコーディングを行ない再構築した楽曲群に加えて、多摩湖を題材に渋谷WWWで開催した自身の単独公演〈UNDER THE LAKE〉(2023年12月開催)のために書き下ろされた新曲2曲、高知出身で須崎での滞在制作の経験もある
oono yuuki、長崎出身のアーティストAkito Tabiraという須崎、野母崎に縁のあるアーティストによるリミックストラック2曲をコンパイルした全9曲収録の5作目のアルバム『Revist』が完成しました。
このアルバム作品を音源(カセットテープ)と、各地での滞在制作 - 再訪の際の日記など、作品や訪れた土地にまつわる記録、記憶を書き綴ったテキストを収録した全160Pの書籍を特製ケースにパッケージした限定プレス“カセットブック”として6月5日(水)にリリース決定。パッケージの見本写真は後日公開予定。
細野晴臣「花に水」(冬樹社 / カセットブックシリーズ「SEED」)に代表される80年代に生まれた“聴く”と“読む”という行為を複合させたカセットブックというミックスメディアを使ってVIDEOTAPEMUSICが観せる(魅せる)土地の記録と記憶。
野母崎を題材にした楽曲には長崎出身のミュージシャン
角銅真実の朗読をフィーチャリングしています。各地でのフィールドレコーディング素材も多く使用されている今作のミキシング、マスタリングは、アーティストとしても世界各国のレーベルからアンビエント・ドローン作品を多数リリースしている
畠山地平が担当。書籍の編集は桜井祐(TISSUE Inc.)、アートワーク、デザインは坂脇慶が担当しています。
また、今作のリリースを記念したポップアップ&エキシビジョンイベントも各地で開催決定。パッケージの販売に加えて、作品にまつわる展示とライヴも行なう予定です。