シンガー・ソングライターの
折坂悠太、
松井文、
夜久一からなるレーベル / ユニット“
のろしレコード”が、活動10周年を記念し、初のライヴ・アルバム『のろしレコード Live at 銕仙会能楽研修所』をアナログ・レコードで7月16日(水)にリリースします。
折坂悠太は、昨年6月に4thアルバム『
呪文』をリリースし、全国ツアーやフェス出演のほか、TV-CMでの起用や映画主題歌・劇伴音楽制作など、多方のメディアで精力的に活動中。また、松井文はシングル「NOT MY DAY」をきっかけに、2022年からバンド“松井文と他人”を本格始動させ、2023年12月にギターの弾き語りの3rdアルバム『
窓から』をリリース、夜久一はツアー・ミュージシャンとして活動を行なう一方、2021年11月には2ndアルバム『
よだか』を自身のレーベル「どんまいレコード」からリリースするなど、それぞれが活躍しているのろしレコード。
そんな“のろしレコード”にとって初のライヴ・アルバム『のろしレコード Live at 銕仙会能楽研修所』は、2024年12月に東京・青山 銕仙会 能楽研修所で開催されたイベント〈月見ル君想フpresents Live at 能楽堂 緑光憩音〉の様子を閉じ込めたもの。収録曲には、おなじみの「コールドスリープ」「のろし」といった人気曲に加え、自身らのライヴで共演経験もあるシンガー・ソングライターの
金森幸介「Rock'n Roll Gypsy,part2」のカヴァー、そしてのろしレコード発足当時にツアーを共にしたシンガー・ソングライターの
鈴木常吉の名曲「石」のカヴァ―も収められます。
能楽研修所という特別な空間で響き合った生の歌声と演奏は、香りの演出とともに、靴を脱いでゆったりと身を委ねた観客を魅了しました。このレコードは、そんな一夜の臨場感をそのままに、のろしレコードの10年の歩みと進化を感じさせる作品となっています。
サポートメンバーには、前作『
OOPTH』から“のろしレコードと悪魔のいけにえ”名義で活動を共にするハラナツコ(サックス,アコーディオン)、宮坂洋生(コントラバス)、
あだち麗三郎(ドラム)が参加。作品の解説はかねてからのろしレコードと関わりがあり、伝統芸能にも造詣が深いライター・九龍ジョーが担当。レコーディング / ミックスは垣内英実、マスタリング / カッティングは田口黎が手掛けています。