ヘヴンリー・レコーディングス初期の看板バンドとして人気を博した英・ロンドン発インディダンス・バンド、フラワード・アップのデビュー作。独特の脱力ラップとヒプノティックなダンス・マナーで存在感を示したナンバーの数々を収録している。

UKテクノのパイオニア・ユニット、オービタルが91年に発表したデビュー・アルバム。グループ躍進の基礎となった「Belfast」「Chime」などを収録。Disc 2には初期ヒット曲やリミックス音源を収めている。

リコ・プエステルの名義でも活動してきたドイツのエレクトロニック・プロデューサーが、シンガーとしてリリースするアルバム。エモーショナルな変調ヴォイスをフィーチャーしたスムース・ナンバーをはじめ、エモーショナルなロボット・ファンクなどを収録。

ポーランドが生んだ映画音楽の雄、ズビグニエフ・プレイスネルのアルバム。特定の映像作品と連動していないものの、プレイスネルらしいサウンド作りは一貫しており、ドラマティックさ、壮大さの点で一連のサントラ作品と遜色ない仕上がりだ。

ポーランドのサタニック・ブラックメタル・バンド、ベサトが2009年に発表した7枚目のフル・アルバム。“悪魔について説明した書物”たる一枚で、すべてのリリックが悪魔について語られたコンセプチュアルなアルバムに仕上がっている。

伝説的ジャンク・ノイズ・バンドであるミッシング・ファウンデーションの基盤となったバンド、ドランク・ドライヴィングが1983年に残した幻のカセットテープ音源。ニューヨーク・アンダーグラウンドの一翼を担っていた記録が確認できる。

英国のシンガー・ソングライター、エド・ハーコートの2年ぶりのアルバム。友人でありプロデューサーのDave Izumi Lynchの意見を取り入れ、これまでのすべてを凝縮しながらも新しい可能性を切り開いた12曲を収録している。

英・ロンドン発のシンガー・ソングライターであるエラ・スモーカーのプロジェクト、グラムのデビュー・アルバム。ラジオ・ロック調の「SPLAT!」やインダストリアルな「Easy Fun」など、光と影を巧みに織り交ぜた一枚に仕上がっている。

北ベトナム発のブラックメタル・バンド、インペラタスのデビュー作。90年代北欧メタルのブルータル／フリージングでクラシックなメロディを中心とした、鋼鉄の翼が広がる強力な楽曲を収録している。

リーダーのロジェ・トリゴーが2021年に逝去、遺作となったオリジナル・アルバム。全収録曲をトリゴーが制作した本作は、反復メロディとポリリズムを用いることで、圧倒的な精密さと完成度を得た作品。楽曲のほか、トリゴーによる詩の朗読トラックも。

70年代ホラーからインスピレーションを受けた歌詞が特徴の、オランダ発オールドスクール・ブラックメタル・バンドによる4thアルバム。ヘヴィメタルからの影響を強く示していた過去作から一転、オリジナル・サウンドへの回帰を果たした一枚だ。

ファビオ・タパーニ（b）が中心となって2020年に結成されたブラジル発のメロディックスピードメタル・バンドのデビュー・アルバム。エモーショナルなハイトーン・ヴォーカルやテクニカルなギター、壮大なオーケストレーションなどが魅力だ。

名盤『レッド』に繋がる1973、74年ツアーのハイライトを収めたライヴ・コンピレーション。ジョン・ウェットンが歌うグレッグ・レイク期の名曲「キャット・フード」からオリジナルの布陣による「太陽と戦慄」まで、バンドの真骨頂が味わえル名盤だ。

フリップ、ウェットン、ブルーフォード、クロス時代のライヴを収めたライヴ・コンピ。壮絶なインプロ・ユニットと化し解散へと向かっていた1974年のライヴ音源のハイライトを組み合わせた内容で、フリップ本人が選んだインプロの最良の部分が味わえる。

米国生まれ、英国在住のシンガー・ソングライター／ピアニスト、ダイアン・バーチの10年ぶりのフル・アルバム。70〜90年代にわたるポップスやR＆Bの豊かなタペストリーともいえる、彼女の幅広く多様な音楽的ルーツへのオマージュとなっている。

イギリスはブライトン出身のパンク・バンド、ピーター＆ザ・テスト・チューブ・ベイビーズのコンプリート・シングル集。約45年のキャリアを通じてリリースしてきたシングルA・B面曲を揃えている。ブックレットには貴重な写真も掲載。

米・ロサンゼルス出身のCCM系シンガー・ソングライター、マイケル・ゴンザレスによる1stアルバムを世界初CD化。デヴィッド・ディッグスがプロデュース、バック・コーラスにロビー・デュークらを迎え、ソウルフルかつ上品な歌唱を聴かせている。

ロビー・デュークと並ぶ、コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージシャンが1983年に発表した2ndアルバム。前作同様、デヴィッド・ディッグスをプロデュースに迎え、メロウかつ清涼感あふれる楽曲で構成。AOR名盤としても人気の一枚だ。

透明感のある歌声が魅力の日系シンガー・ソングライター、ミイナ・オカベのシングル。SNSで再生100億回を突破した人気曲で、アニメ『花野井くんと恋の病』のEDテーマとなった「エヴリー・セカンド」を日本語版とともに収めた日本独自企画盤だ。

米・テキサス州ヒューストンを拠点に活動するトリオ・バンド、クルアンビンの4thアルバム。“原点回帰のレコーディング”“家族”をテーマに、彼ら史上初のゲストなしの作品として仕上げられた。リビングルームにいるような暖かさのある楽曲が並ぶ。