“アフロサイケデリック・フューチャーポップ”と評される、南アフリカ・ソウェト出身の7人組による4年ぶりのアルバム。エレキベースを中心にさまざまな打楽器を組み合わせ、ヒップホップやパンクも盛り込んだ、斬新かつ中毒性の高いサウンドが堪能できる。

大西洋の両岸で商業的に成功した最初のダブ・アルバムのひとつと言われる名盤に、関連曲などを追加収録したアルバム。デニス・ブラウン、ケン・ブース、デルロイ・ウィルソン、サン・ヒューらのキラーダブが堪能できる。

トロージャン・レコードから85年にリリースされたアルバムが世界初CD化。オリジナル盤の収録曲のほか、「Merry Christmas, Happy New Year」のヴァージョン違いを満載したボーナス・トラックを追加収録したCD2枚組だ。

ドイツ系ナイジェリア人のリード・シンガー、アデ・バントゥを中心に結成された13人組バンドの5枚目のアルバム。抑圧的な政策や支配層への非難などをテーマに、さまざまなメッセージを歌い上げている。トニー・アレンがゲスト参加。

ドイツ系ナイジェリア人のリード・シンガー、アデ・バントゥを中心に結成された13人組バンドが2020年に発表した6枚目のアルバム。ソウルやジャズ、ラップの要素を取り入れたアフロ・ファンク／アフロ・ビートが楽しめる。

ナイジェリア出身の13人組バンド、バントゥのオリジナル・アルバム。ファンク、ソウル、ジャズ、ヒップホップ、ヨルバ音楽など、さまざまな要素を取り入れたサウンドに、祖国で感じる社会的・政治的なメッセージを歌い上げたグルーヴィなナンバーを収める。

クラシック入門編で、ヒーリング・アルバムともいえる一作。ジャケットにシンプルなブルーナのイラストを使い、クラシック定番の名曲を集めている。演奏家も一流の演奏家を揃え、疲れた心を癒してくれる演奏だ。

超絶テクニックのピアノと癒しの歌声のギャップで注目を浴びるプロ・ピアニスト、ちなつこが即興で弾いた音をオルゴールの音色にしたアルバムの“ジブリ”篇。ジブリ映画の名曲がちなつこならではの即興アレンジとオルゴールの音色で楽しめる。

ブラジリアン・ソウルの始祖ともいえるオス・ヂアゴナイスのメンバーとしても活躍したイルドンが1977年に発表したアルバム。トニ・ビザ―ホやホブソン・ジョルジらと作り上げた、ミッド・セブンティーズ・ソウルの傑作と評される一枚だ。

ブラジルはリオデジャネイロ出身のギタリスト、エリオ・マテウスが1975年に発表した初のアルバムにしてメロウファンクの名盤。アジムスやバンダ・ブラック・リオのメンバーら総勢100人以上のブラジルの腕利きミュージシャンが参加している。

ブラジルを代表するソウル・グループ、オス・ヂアゴナイスが1971年に発表した2ndにしてラスト・アルバム。ワルテル・ブランコやオスマル・ミリトらの卓越した演奏をバックに、軽やかでパーティ感に満ちたソウル・サウンドを聴かせている。

オス・ヂアゴナイスのメンバーとしても活躍、ブラジリアン・ソウルの立役者とも評されるカッシアーノが1971年に発表した初ソロ作品。チン・マイア、マルコス・ヴィレを共作に迎え、さまざまなスタイルのR＆Bを奏でている。

オ・テルソのジョルジ・アミデンを中心とするブラジルのサイケデリックフォーク・トリオが1972年に発表したアルバム。静謐かつ幽玄な世界で魅せるアコースティック・サウンドの名盤で、さまざまなジャンルの音楽ファンの間で人気が高い。

のちにバンダ・ブラック・リオに発展するセンザラのヴォーカリスト、カルロス・ダフェが83年に発表した4thアルバム。アジムスやバンダの面々が参加し、よりファンク＆メロウ度がアップしたサウンドに艶やかな歌声を聴かせる名盤だ。

カルロス・ウォルケルが1975年にリリースしたデビュー・アルバム。カエターノ・ヴェローゾやピリが手がけた楽曲を収録。繊細な歌声と流麗なストリングを配した一枚だ。

60年代初頭から活躍するブラジルのベテラン・シンガー、シルヴィオ・セーザルがRCA移籍第2弾として1977年にリリースしたアルバム。時代の波に乗り、アジムスやレーベル・メイトのブルニエル＆カルチエルらと共演したメロウソウルの極上盤だ。

ジェイク・シマブクロの約2年ぶりとなるアルバム。2021年作『ジェイク＆フレンズ』に続き、さまざまなゲストを迎えたコラボ作で、同郷のハワイ出身・在住のアーティストたちとともに、インストはもちろん、ヴォーカル曲も披露している。

ジュニオール・メンデスが、1982年にリリースしたアルバム。リンコルン・オリヴェッティやバンダ・ブラック・リオのクラウヂオをアレンジャーに迎え、ブラジリアン・ブギーを展開している。

エリス・レジーナのパートナーとしても知られるセーザル・カマルゴ・マリアーノが、1977年にリリースしたブラジリアン・ジャズファンクの傑作。メロウネスやグルーヴ感はもちろん、アレンジや楽器の配置を含むコーディネーションのレベルが高い。

1971年にヤング・ソウル色あふれるユニット、トニ＆フランキーでデビューしたトニ・ビザーホが1977年に発表したソロ・デビュー作。アジムスをはじめ当時のメロウ・グルーヴ・マエストロたちが参加した、いぶし銀のブラジリアン・ソウル王道盤だ。

リオ65トリオで知られる、ドン・サルヴァドールが1969年にリリースした初のソロ・アルバム。タンバ・トリオの打楽器担当だったエルシオ・ミリトがプロデュースを担当したブラジリアン・ファンクを収録している。

コミューン型サンバロック・バンド、ノヴォス・バイアーノスが1978年にリリースしたアルバム。カエターノ・ヴェローゾ作のセンチメンタルなタイトル曲「ファロル・ダ・バーハ」などを収録している。

“ブラジルのクール＆ザ・ギャング”ことバンダ・ブラック・リオの80年リリースのアルバム。サンバやボサノヴァの楽曲をファンク・マナーに沿ってカヴァー。ブラジリアン・ファンクの完成形を示した名盤だ。

ソロンゴの通称で呼ばれるブラジルの打楽器奏者、ペドロ・サントスが1968年に発表したアルバム。アフロ・ブラジリアン・サイケの激レア盤として知られる作品で、密林グルーヴと実験的な仕掛けが曼荼羅のような世界を構築している。

エキゾティック・サウンドの大家が50年代に発表した『エキゾティカ』3部作とヒット作『QUIET VILLAGE』をまとめた2枚組。細野晴臣も取り上げた「Sayonara」やエキゾの定番「QUIET VILLAGE」などが、まとめて楽しめる。