ブラジル音楽を起点に、独創的なサウンドを探究する二人のギタリスト／コンポーザー／プロデューサーによるアルバム。長年のコラボレーターであり友人でもある二人ならではの、多彩な演奏表現や音色を堪能できる。

イラク・バグダッド出身の女性ミュージシャン、アイダ・ナディームによるアルバム。2ndアルバムをトルコ市場向けに再編した一枚で、トルコの女性シンガー・ソングライター、ビルセン・テゼルのヒット曲のカヴァー「Istanbul」も収録されている。

ムシュー・ドゥマニのリーダー、アントニス・アントニウがキプロスの音楽的融合を目指して結成したバンド、バズ・アヤズによるアルバム。ギリシャ系、トルコ系のメンバーたちが織りなすキプロスの音楽には、トルコやレバントの要素も取り入れた奥深さがある。

1960年代後半に立ち上げられたレーベル、アップセッターからの貴重なシングル音源の数々をコンパイルしたコンピレーション・アルバム。聴きごたえのあるロックステディの名曲が、2枚組にわたってたっぷりと収録されている。

ナイニー・ジ・オブザーバーが1980年代に手がけた初期ダンスホール・クラシックスを収めたコンピレーション・アルバム。ドン・カルロスやピーター・ブロッグスらのヴォーカル作品ほか、ダブ・ミックスも楽しめる。

ブラジルはリオ・デ・ジャネイロのヴィブラフォン奏者、アルトゥール・ドゥトラがヴォーカルとギターを迎えたトリオで録音した一作。ヴィブラフォンのほか、涼しげな鉄琴やヴォーカル、ジャズ調のギターがからみあう、のびのびとしたアンサンブルが心地よい。

ヴィブラフォン／マリンバ奏者、藤田正嘉の3年ぶりのアルバム。独・ベルリンから兵庫県香美町に移住し、元保育所をスタジオに改装して録音。ヴィブラフォンの音を巧みに再構築しつつ、笙やサックス、個性的な歌唱が融合した穏やかなアンビエント作品だ。

井上誠と山下康によるシンセ・ユニットと、世界を旅しながら“スロー・ミュージック”を奏でるパスパルトゥー・デュオによるコラボ作品。井上の故郷である湯河原で録音された、環境と互いを調和するサウンドを楽しめる。

世界最高峰のケルティック・コーラス・グループ、アヌーナの9年ぶりのアルバム。アイスランドのシガー・ロス所有のスンドラウギン・スタジオにて録音。ゲーム『ゼノブレイド2』サウンドトラックのアヌーナ参加曲4曲の新録版も収録している。

日本フォークダンス連盟の監修による『ふる里の民踊』シリーズの第64集。北海道の「磯浜盆唄」、神奈川県の「真鶴音頭」、大阪府の「ひんや節」、高知県の「よさこい節」など、8作を収録している。

これまでスピッツ、宇多田ヒカル、谷村新司の名曲をオルゴール・サウンドでカヴァーしてきた人気シリーズに松任谷由実が登場。世代を超えて愛されるユーミンの名曲15曲を厳選。心を癒す安らぎのオールゴール・サウンドで楽しめる。

カナダ出身の作曲家／ピアニスト、チリー・ゴンザレスの2024年発表のアルバム。痛烈なメッセージを宿した「F*ck Wagner」、ブルーザー・ウルフをヴォーカルに迎えた「Open the Kimono」など、11曲が楽しめる。

デンマーク発の超絶技巧トリオ、ドリーマーズ・サーカスの5thアルバム。2022年に出版した同名譜面集からの楽曲を中心に、13曲を収録。彼らの伝統音楽に対する深い愛情を感じさせるアンサンブルが聴きものだ。

GROUPのサックス奏者として知られるKENJIとチェロ奏者のORIEの夫婦ユニットによる、京都・宇治香園の「Tealightsound」シリーズ。茶をテーマにした、チェロとフルートを中心に柔らかな音色が重なるアンビエントポップの傑作だ。

イエメンにルーツを持つエヤル・エル・ワハーブを中心とするアラビック・サイケデリア・バンドの2024年作。自作の楽器を巧みに用い、イエメンの伝統音楽に触発されたオリジナル・サウンドを構築。ガザ紛争や宗教問題に対して強く問題提起した作品だ。

“アマリア・ロドリゲスの後継者”とも評されたファドの歌姫で、2024年7月にこの世を去ったミージアが2022年に発表したアルバム。ピアノとギターラで構成されたシンプルな伴奏のもと、ベテランの風格たっぷりの歌声を披露している。

日韓7人組、ORβITの3rdミニ・アルバム。自制を問われ、意志を試す「PATIENCE」やJUNEが作詞を手掛け、自身が公式アンバサダーを務めるコスメ・ブランド「Visvilaa」のCMに起用された「On your lip」などを収録。

日韓7人組、ORβITの3rdミニ・アルバム。自制を問われ、意志を試す「PATIENCE」やJUNEが作詞を手掛け、自身が公式アンバサダーを務めるコスメ・ブランド「Visvilaa」のCMに起用された「On your lip」などを収録。

日韓7人組、ORβITの3rdミニ・アルバム。自制を問われ、意志を試す「PATIENCE」やJUNEが作詞を手掛け、自身が公式アンバサダーを務めるコスメ・ブランド「Visvilaa」のCMに起用された「On your lip」などを収録。

日韓7人組、ORβITの3rdミニ・アルバム。自制を問われ、意志を試す「PATIENCE」やJUNEが作詞を手掛け、自身が公式アンバサダーを務めるコスメ・ブランド「Visvilaa」のCMに起用された「On your lip」などを収録。

東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」のミュージック・アルバム豪華版。全アトラクションのテーマ曲のライドスルー・ミックスのほか、初収録となる組曲の昼夜各アレンジのフル版、エリアミュージック、BGMを4CDに収録。

ブラジルはミナスジェライス州の音楽シーンで注目を浴びるピアニスト／シンガー／作曲家、ダヴィ・フォンセカの2ndアルバム。複雑なリズムと普遍的なメロディの共存が素晴らしく、シャンガイやアルトゥール・パドゥアらも見事な彩りを加えている。

青春を彩った名曲の数々をピアノでインスト・カヴァーした『私たちの洋楽 グレイテスト・ヒッツ 70's』の第3弾。「ラジオ・スターの悲劇」「いとしのレイラ」など、大ヒットを記録した名曲の魅力に、新たな光を当てている。

新●月のギタリストとして活躍した津田治彦率いるバンド、フォノジェニックスが2005年に発表したデビュー・アルバム。一聴するとマイク・オールドフィールド的なサウンドでありながら、日本的なメロディ・センスや太古の和民族的感覚が光るインスト作だ。

ロック・バンド“YBO2”の北村昌士とプログレッシヴロック・バンド新●月の花本彰、津田治彦らが参加した84年作。オリエンタルなニューエイジからニューウェイヴ、伝統音楽、フリージャズまで縦横無尽に駆け抜けるジャパニーズ・アンビエントの傑作だ。