さる6月23日(日)、
Salyuが東京「キネマ倶楽部」でツアー〈Salyu miscellany vol.1〉のファイナルを迎えました。
4月からはじまり、全国10ヵ所16公演となった今回のツアーは、2014年にデビュー10周年を迎えるにあたり、まだSalyuとしてデビューする前にやっていたようなカヴァー曲を中心にしたセットリストで構成。
「世界にある様々な歌をうたおうと思います。(Salyuの)オリジナルもまたその内の一つと捉えてまっさらな気持ちでひとつひとつの楽曲に向かいそして形にしていきます。どうぞ、肩の力を抜いてお楽しみください」とコメントしていたSalyu、今回のツアーは会場も小さいところは100人規模、大きい会場でも約700人程度で、ステージと観客の距離が比較的近く、気楽な雰囲気の中でライヴを楽しめる空間に。
バンド・メンバーも、
鈴木正人(b、key)、清水ひろたか(g)、
伊藤大地(ds)という新編成で、
スティーリー・ダン「Show Biz Kids」、
ダスティ・スプリングフィールド「I can't wait until I see my baby's face」、ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』から「My favorite things」といった往年の名曲から、
SBTRKT「Hold on」、
ドーター「Love」、
レディオヘッド「No Surprises」など、幅広い世代のカバー曲とオリジナル、合わせて全15曲を披露。
MCでは、「“あなたの顔を見るのが楽しみ”だなんて素敵な恋の歌だと思ったら、実は浮気をしている恋人に別れを告げるために“あなたに会うのが楽しみだわ”っていう大人の女性の曲なんです」(ダスティ・スプリングフィールド「I can't wait until I see my baby's face 」)など、歌詞のテーマやメッセージの解説を挟みつつ、ファンと語らうような雰囲気に。さらには、「実は、今日(23日)9歳の誕生日なんです。Salyuとしてデビューして、まさに今日9周年を迎えました。来年は10周年です。これからも宜しくお願いします」と挨拶、ファンから大きな歓声を浴びていました。
なおSalyuは、この夏も、7月27日(土)は北海道・岩見沢市「いわみざわ公園」で行なわれるフェス〈JOIN ALIVE 2013〉へ出演、8月5日(月)には神奈川県逗子海岸「OTODAMA SEA STUDIO」へ登場、
miwaとの2マンを果たす〈Salyu×miwa 〜これは観たい!!!〜〉と、注目のスケジュールが続きます!(Photo By Taku Fujii)