ポスト・
キース・ジャレット、ポスト・
ブラッド・メルドーの一番手として世界のジャズ・シーンで熱い視線を浴びる注目のピアニスト、
ヤロン・ヘルマン(Yaron Herman)がレーベルをACTに移籍し、ニュー・アルバム
『フォロー・ザ・ホワイト・ラビット』(VACG-1013 税込2,625円)を10月20日にリリース!
ヤロンはイスラエル生まれ、現在フランスを拠点に活動する29歳。昨年ソロ・ピアノ作
『ヤロン・ヘルマン・デビュー』で日本デビューし、同年5月にはトリオ作
『ミューズ』、さらに9月には
e.s.t.にも通じるロック感覚あふれるトリオ作
『ア・タイム・フォー・エヴリシング』と、アルバムを精力的に発表し、来日公演も2回行なうなど、日本で着実にファンを増やしている逸材。
この新作は、タイトルから想像できるとおり、ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』からインスピレーションを得て制作されたストーリーを感じさせる流れが特徴的。今回メンバーを一新し、クリス・トルディニ(b)、トミー・クレイン(ds)らとともにオリジナル曲を中心に披露しています。そして、
ニルヴァーナの「Heart Shaped Box」や、
レディオヘッドの「No Suprises」といった、ヤロンお得意のロック・カヴァーも収録しているので、こちらも注目です。
そんなヤロンは本日21日(火)から来日公演を行ないます。今回はトリオではなく、ソロ・ピアノ公演。ヤロンのピアノをじっくり堪能できるチャンスです!